記者にオマエはいかがなものか
記者会見中、質問が気に食わなかったり、的を得なかったりでイラっとすると、質問した記者に"オマエなぁ"とか言いながら反論する政治家。
品がないとかレベルが低いという以前にひじょうに残念な気が。
そしてもっと腹が立って仕方がないのは、オマエ呼ばわりされながら一切反論しない、できない腰抜け記者たちだ。
石原さん、麻生さんが"オマエ"の代表格
都知事時代の石原慎太郎さん、そして現財務大臣の麻生さん。この2人はその代表格。
キレると質問者をオマエ呼ばわりするケースを度々、テレビで見たが、記者が反論、抗議する姿も見かけなかった。
お育ちが悪いのか?とも思うが、2人とも名門の御曹司。育ちは関係ないようだ。
会見で記者をオマエと呼ぶのはいかに普通じゃないのか。例えば小池百合子都知事や総務大臣の野田聖子さんが、会見で記者にオマエとは、絶対に言わない。
他の大物政治家だと、安倍総理はどんなに興奮しても『あなた…』だし、菅官房長官も"あなた"。
過去だと田中角栄さんは『キミねぇ…』だった。
なめられる記者も悪い
これは恐らく、石原さんも麻生さんも瞬時に相手の能力を見てた、見てるのでは?オマエと言われる記者は、恐らく軽く見られるているんだと思う。
麻生さんの場合は気安さも含んでいるのかも。
先日、財務大臣会見に東京新聞望月いそこ記者が登場。例によって厳しい質問を何度もして麻生さんは明らかにキレていたが、『あなたねぇ…』とはいったが、オマエとは言われなかった。
俺なら、いや私が会見でオマエ呼ばわりされたら…
恐らく『さっきオマエはこう説明したけど、オマエの本当の考えはどうなんだ?』と、やります(爆)
で、出入り禁止だろうね。
もりもと なおき