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読者、視聴者の疑問に答えない近頃の事件報道。取材力ないのか?

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社会の耳目を集める事件があると、第一報は横並びで仕方はないが、事件記者たちは続報が勝負。新たな事実を掴んで次々報道していくことが大切だ。しかし最近、どうも特ダネに繋がる続報がない。読者、視聴者としてはストレスだ。

どうも事件報道が不完全燃焼気味の気がする

ここで事件担当の日頃のどうでもいい努力が実を結ぶのだ。つまり日頃、事件担当でありながら刑事らと人間関係が希薄だと、他社との勝負には勝てない。
そしてその事件に読者と同じ感覚で様々な疑問を抱くことが大切。その疑問が取材、特ダネに繋がる。

しかし最近、新聞やテレビのニュースを見ても、不完全燃焼気味なのだ。知りたいことが全く分からないまま、ニュースが尻すぼみになっていく。

ボウガン殺人、報道には犯行動機や凶器の写真もなく

例えば最近で兵庫県宝塚市で元私立大学生(23)がボウガンで母親や弟3人を殺害、1人に重傷を負わせた凄惨極まる事件があった。

誰でも犯行動機とボウガンの入手経路が気になるが、新聞を見ても今だ書かれていない。
使用されたボウガンにいたっては写真を出したメディアはまだないんじゃないのか。

警察だって逮捕から48時間以内に身柄を検察庁に送らなければならない。簡単な犯行動機や凶器の入手経路などは被疑者に聞いている。

なぜ、それを警察から聞き出して記事にしないのだろうか。
凶器のボウガンなどは事件後直ぐに公開を求めるべきだが、どうなっているんだろう。

15才の少年が真正拳銃を入手したナゾは必ず報道を

そして一昨日、東京都八王子市で起こった高校1年生、15才の少年の拳銃自殺にも驚いた。15才が拳銃で、それも改造拳銃ではなく、米国製の真正拳銃だったことが、捜査関係者にも衝撃を与えたのだ。

自殺の動機は様々な理由があると思うが、少年がこの拳銃をどうやって入手したのか。警察もまだ全く解明していないが、極めて社会性の高い事案だ。必ず記事にすべきだろう。

そしてこれも拳銃の写真はどのマスコミも掲載していない。報道としては有り得ない。

警察には徹底的に食い下がれ

恐らくボウガンも拳銃も、メディアは求めたものの、警察当局が撮影を拒んでいるものと推察される。『犯人しか知り得ない事実』として警察が証拠物件を内緒にすることはある。

しかし今回の2件はそれとは別だ。ダメだからといって直ぐに引き下がるようでは、一事が万事の取材になるのは間違いない。

事件記者諸君の奮起を促したい。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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