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豊洲初セリで一番マグロ3.3億円!デタラメなご祝儀価格に違和感

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法外な買取り価格、税務的に経費となるのか?

豊洲市場での初めてとなる初セリで、大間のマグロがなんと3億3360万円で落札されたという。いつも話題の『すしざんまい』だが、キロ120万円にも相当するから、時価で食べたら本当なら一貫2万円以上?

 

店としたらPR効果を考えてのことで、客には安く提供するのだろう。

当然、仕入れ経費として税金対策はするんだろうが、こうした法外な値を付けたことによる支出は、丸々仕入れ経費となるんだろうか?

3億に違和感と不快感

それにしても正月早々、景気のいい話で、釣り上げた人には最高の正月だろうが、こういうことが平然とまかり通る社会に、かなり違和感と不快感を感じている。

マグロ1匹とはいえ、こうした法外なことがまかり通ることで社会に派生し得る問題も、必ずある。
社会の平穏なシステムって、こうしたことから少しずつ歪んでいくのでは?と言ったら考え過ぎか?

もちろん企業としてのすしざんまいには、何らかの戦略があるんだろうとは思うし、企業戦略にケチをつける気はないが。

さて件のマグロだが、すしチェーン「すしざんまい」を運営する喜代村(東京)が、競り落とした。青森・大間産の生の本マグロで、278キログラムだからキロ単価120万円。
これまでの最高額で、13年に同じく喜代村が落札した222キロの大間産クロマグロ1億5540万円(1キロ当たり70万円)を2倍以上更新した。

こういったデタラメなご祝儀相場は、いい加減に断ち切るべきだ。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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