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責任は俺がとると内田監督。ならば自浄作用を示すべきだ

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スポーツマンの男らしさ、潔さ、爽やかさってなんだろう。日本大学アメフト部🏈の前代未聞の不祥事。未だに姿を見せず謝罪もしない内田正人監督。この監督の指示に従い有り得ない暴力行為を実行した選手…

届けられた日大からの"謝罪文"にも関学は依然、怒り心頭だ。日大アメフト部OBからも、日大の自浄作用を求める声が上がってきた。近々、やっと内田監督が関学を謝罪に訪れることが決まったが、果たしてどんな決着になるんだろう。

責任は俺がとる⁈

『責任は俺がとる。関学の選手を壊せ』ーと、内田監督が当該選手に指示、彼が実行したと、多くの証言が出てきたようだ。

しかし関学への回答は"監督は間違った指示は出してない。選手が勘違いしてやってしまった"と。

選手が勝手に忖度したということか。

日大は関係者の事情聴取など、内部調査をして、結果を関学に伝えたが、謝罪はいかにも形だけ。内田監督の関わり、選手の証言など、最も大切な部分ははぐらかしたままだ。

内田氏を聞き取りできるのか?

もっとも、内田監督にだれが事情聴取できるのかと思う。

当の内田監督は大学の聞き取り調査に対し、疑惑を否定しているが、果たして日大内に彼の都合の悪いこともきちんと聞き取ることできる人物はいるのか?

内田氏はアメフト部監督だけでなく、大学では常務理事としても絶大な力を持つ。人事担当で経営陣の中では最高幹部のひとりだ。

それに加え相撲部出身、ワンマンで名高い田中理事長の側近。体育会系運動部OBが牛耳る大学理事会の中では怖いもの無しだ。このような背景で、まともな調査がなされたとは、とても思えない。

早く自浄作用を示せ

内田氏が今、監督として日大幹部として速やかにやらなければならないのは、自らの説明と謝罪だろう。いつまでも姿をくらましていては、アメフト部だけでなく、日大の信用まで揺らぎかねない。血の滲むような練習を重ねてきた、他の選手たちもかわいそうだ。

1960年代後半の日大闘争は、経営陣の不祥事を追求する学生たちの怒りだった。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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