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買収、供応など金権選挙は本当に完全に姿を消したのか?

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聞こえてこない買収や酒食のもてなし

カネで買収したり供応(酒食のもてなし)で投票や投票の取りまとめを依頼する選挙違反を全く聞かなくなった。

統一地方選挙ともなると昔は各警察署が総力を挙げ違反情報を収集していたものだが、警察もこの統一地方選挙は『無い物はしょうがない』と、お手上げ状態だった。

 

"村議選で酒と佃煮供与"が全国ニュースに

このほど宮崎県椎葉村の村議会議員選挙で、有権者に焼酎と佃煮をセットで贈り、投票を依頼、逮捕された公選法違反事件(物品供与)が摘発された。
なんとこれが全国ニュースになるくらいだから、押して知るべしだろう。

記者時代は例えば県議会議員選挙の投票日翌朝は、摘発する陣営には早朝、一斉にガサが入るから、投票日は夜遅くまで情報収集した。
最近はこれもないみたいだ。せいぜい警告で終わる文書違反くらいで、"カネが飛ぶ"ことは無いからです。

もっとも無投票選挙区が相次いでいます。多額のカネを使ってまで議員になろうとは思わないんでしょうね。
だから金権選挙はほぼなくなったような気がします。

過去にはいっぱいいた金権候補

私が県議になった頃は実際に絵に描いたような金権候補が何人もいました。そうした陣営はよく現金買収や供応(酒食のもてなし)で摘発されていました。

当時は県議になるために何千万円も使う人もおり、どうしたらそれだけ使えるのか信じられない思いでした。

普通は自分の後援会をつくるのは、自分の考え方や政策に賛同、共感してくれる人をコツコツと増やし、自分を支持してくれるグループに育てる訳です。

しかしいわゆる金権候補は後援会の"柱"をカネでつくっていく。ハナから選挙に対する考え方が違いました。
こうした候補者が引退した時は、ホッとしたものです。

最近は事務所でのスタッフの食事も質素なもののようです。

選挙は確かにカネはかかります。でも私もそうでしたが、活動報告や選挙用のチラシ、それを後援会の皆さんに郵送する郵便代など、文書通信費が大半でした。

カネやモノで票を買うのは最低な行為だと、有権者が常に目を光らせて欲しいものです。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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