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超一流アスリートに多い文武両道。どんな教育をしたらあんな子が…

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文武両道の子どもたちを育てるのは学校教育、家庭教育の昔からの究極の理想。

でもなかなか理想は叶うものではなく、東大受かってもスポーツはさっぱりとか、運動神経抜群なのに勉強は苦手…が一般的だった。

■大谷翔平クンや大阪桐蔭根尾クンは秀才

しかし最近、凄いなと思うのは、勉強、スポーツで両立してるアスリートが珍しく無くなってきたことだ。

秀才もいた春の選抜優勝校、大阪桐蔭

例えばごく最近では甲子園で夏春連覇した大阪桐蔭の投手根尾クンは、絵に描いたような文武両道の野球少年。中学時代はオール5で、偏差値は70超えだったとか。

野球と言えば今、大リーグで驚異的活躍をし、早くもアメリカで大スターとなっている大谷翔平クン。

彼も花巻東高校時代は野球に打ち込みながらもトップクラスの成績を維持していた。

■冬季五輪メダリストにも多い文武両道のスター

最近では平昌オリンピックのメダリストたちにも文武両道は多い。

羽生結弦クンも高校時代はやはりトップクラスの成績を維持。早稲田大学人間科学部eスクール(PCでの授業で単位取得)に入学し、外国生活の中でも毎夜、PC授業に打ち込んでいるとか。

昨年はオリンピック前年のため時間を取るのは難しかったが、必ず卒業したいと言っている。

スピードスケートの小平奈緒さんも、高校時代はスケートに打ち込みながらも、一般入試で国立の信州大学へ。

多忙な中、教員資格まで取得している。

英語、オランダ語、韓国語にも堪能だ。

金メダルを獲得したあとのコメントで『金メダルは名誉なことだけど、あとの生き方が大切』と話し、世界中の人を感動させた。

全てが素晴らしかった小平奈緒さん

■どんな教育をしたらいいのか

どんな競技でも科学的に練習メニューをつくり、体づくりをし、ゲームの組み立てをする。

昔ながらの"根性"ではなかなか世界の壁は破れない。一流になる為には研ぎ澄まされた頭脳もいる。

テレビで見て感心したのは、大谷翔平クンが中高時代に作っていた『81マス』だ。大きな紙に81のマス目をつくり、そこに自分の目標を書いていく。

非常に具体的な達成目標。球速は何キロ出したい、腹筋何回とか体力づくりの数字に並び、"本を読む"  "信頼される人になる"まであり、驚いた。

ひとつに偏らず、全て自主的に目標を定める。大谷翔平クンは子育てや教育に、大いに参考になりそう。

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問。

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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