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選手輸送時間短縮のため、五輪中、首都高の大幅値上げ検討?

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こんな場当たり的な対応に、都民は納得するのか⁈

いかにも場当たり的な対応だと思う。
五輪組織委員会は、オリンピック・パラリンピック期間中、選手の移動、輸送をスムーズに行うため、例えば一般車両の首都高の料金を1000円も値上げするシュミレーションを行った。

あくまで仮定であるとしているが、1000円値上げした場合、80分がわずか20分に短縮可能との結果が。

値上げすることで確実に成果が出るが、首都高が空けば当然、都内の一般道は混雑し社会、経済活動に大きな支障を出すことが予想される
東京都民がどういった反応を示すだろうか。

料金値上げかさむほど当然、首都高走行はスムーズに

シミュレーション結果は、組織委員会から依頼を受けた首都高と国交省がはじき出した。

料金所のレーン制限(11カ所)や入口の封鎖(4カ所)を行う交通量調整策も踏まえたものになっている。

値上げ策が提案されたのは、組織委員会が有識者に意見を求める交通輸送技術検討会だ。

首都高速道路が混雑する時間帯に合わせ料金値上げを実施することで、交通量を減らしその結果、選手らオリンピック関係者の輸送がスムーズに行えるとの考え方。

1000円値上げで80分が20分、500円で35分に短縮

シミュレーション結果によると、何も対策をしなかった場合、80分ほどかかる人員輸送が、500円の値上げで35分に、1000円の値上げで20分に短縮できると予想された。

料金値上げの対象は自家用車や社用車など、マイカーに分類される普通車に限定。中型や大型などの貨物車、タクシーなどは対象外としている。

また、料金の値上げだけでなく、夜間は逆に割引と併用することで、バランス調整を行うことも検討されているという。

もちろん選手村から会場までスムーズに輸送しなければ、競技に支障は出る。

しかし東京でオリンピックをやれば当然、分かっていたことだ。
こんな場当たり的な対応を、都民が了解するだろうか。

もりもと  なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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