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選挙は戦い。戦わないものには何故、燃えるかわからない

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『戦い続ける人の心を誰もが分かってるなら、戦い続ける人の心はあんなには燃えない』

選挙は恐らく麻薬みたいなものかもしれない(麻薬がどんなものかは、知らないが)。立候補までの手続き、後援会づくり、選挙資金、人間関係…めんどくさいことこのうえない。でも得るものは遥かに多く、まあ人間修行の場みたいなものかもしれない。

何度落選してもあいつ何で何回も出るの?みたいな候補者はいる。恐らくこの心情は
"闘い続ける人の心/誰もが分かってるなら/闘い続ける人の心は/あんなには燃えないだろう"
と、吉田拓郎が『イメージの詩』で歌っている。
これが全てだと思う。

私も家族や仲間に多大な迷惑をかけながら、県議会議員選挙を8回も闘い、万歳は6回できました。
もちろん弱い候補者でしたが、実は1〜7回目までは、例え僅かでも一度も票が減らなかったこと。そして1人だけしか当選できない補欠選挙で2勝0敗の戦績が誇りです。

緊張の中、自宅で待機していると『みんな待ってるから、迎えのクルマで早く事務所に来て』と電話越しに弾んだ声で言われたら、こんな幸せがあるのかと、感激したものです。
そして当選のバンザイはまさに人生の華だと感じた。

しかし落選の時の焦燥感は人生最大。あんなに辛く、悲しく、切なく、申し訳無い気持ちは他にはないと断言できます。正直、癌宣告と同じくらい辛いものでした。

しかしいずれも自分の人生なんだ。全て自分で受け止めるしかないのが選挙結果なんだと思う。

いよいよきょう衆院が解散し、19日衆院議員選挙が公示される。全ての志ある候補者の健闘を心から祈ります。
(選挙の大小はあれ、選挙に臨む心意気は変わらないと思う。告示の日はコーフンしました)

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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