庶民生活をまともに直撃している消費税10%
消費税10%はやはり相当、こたえる。例えば2万5000円の服を買ったら2500円も税金だ。支払いは2万7500円ともなれば、やめておこうかなとなる。
クルマのガソリン代も庶民は厳しいようだ。5000円分入れようと思ったら5500円必要だ。
セルフスタンドにガソリンを入れに行くとメーターに前のドライバーが入れた数字が出ているが、満タンではなく2000円分とか3000円分が目につくようになった。消費税は間違いなく生活を圧迫しているようだ。
政権への忖度、日銀黒田発言日銀黒田総裁が消費は落ちていない旨発言し驚いたが、果たしてエコノミストなのか。この発言が政権への忖度なら、日本経済をさらにめちゃくちゃにするだけだろう。
新人候補に1.5億円渡す自民党の感覚はあまりに異常だ
そして庶民の神経を逆撫でする出来事がまたあった。元法務大臣で衆院議員河井克行の妻、河井案里の選挙に自民党がなんと1億5000万円もの選挙活動資金を渡していたことだ。

どこの政党も選挙の時は候補者に対しそれなりの手当てはする。しかしさすがの自民党の閣僚でもこれだけ巨額な資金提供は聞いたことがないという。
河井案里と同じ広島選挙区で戦い落選したもう1人の自民党現職、溝手顕正さんに自民党から出たカネは、公認料500万円、活動資金1000万円の計1500万円だった。
なんと河井案里の10分の1しかないから溝手陣営関係者は今、大騒ぎになっている。そら、怒り心頭だろう。

河井案里へのカネは政党交付金=庶民の税金じゃないのか?
こうした候補者へのカネはわれわれの税金である政党交付金と、自民党員が支払っている党費にほかならない。安倍さんや二階さん、菅さんがポケットマネーなどではもちろん、出さない。
1.5億円もの入金について河井案里は事実を認めだが、『もらいましたが、違法ではありません』と、エラソーに居直った。
もちろん違法ではないが、このカネが違法な選挙をした原資になったのは間違いない。
このお粗末な夫婦に普通に議員歳費が支払われていること、様々な経費が支出されていることも、もう勘弁して欲しい。
広島地検には1日も早くダンナを公選法違反容疑で逮捕するなり、在宅起訴し、連座制を適用し嫁を失職させて欲しい。

1.5億といえは、普通のサラリーマンの生涯賃金に近い
この夫婦が国会にのこのこ出て来る意味が理解できない。
わずか2か月半で普通のサラリーマンの生涯賃金に近い1億5000万円もが一候補者に投入される選挙にも改めて驚いた。
渡すヤツに貰うヤツ。年収200万円以下の勤労者が1000万人を超えている貧困日本の現実など、彼らにとったら遠い世界のことかも知れない。
もりもと なおき