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都会のサラリーマンの酔っ払い方は、田舎よりなぜ激しいのか?

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三角帽子に寿司折り下げ、チドリ足のお父さんは都会にはいる

忘年会シーズンもほぼ終わりましたね。昔から感じていたんだが、東京のサラリーマンの酒の飲み方、酔い方、徘徊の仕方は、田舎のわれわれとは全然、違うと思った。

あれだけ酔えたらいいよなと、思ったもんだが、仕事や人間関係のストレスたるや、都会の連中は大変なんだろうとも感じる。

酔っ払いサラリーマンの宝庫・新橋

 

昔の映画、クレイジーキャッツのサラリーマンものでは、クリスマスだと必ず三角帽子を被り手には自宅への土産用の寿司折りを下げた植木等演じるサラリーマン(課長クラスか?)が、チドリ足で駅に向かう風景はお約束だった。

森繁の社長漫遊記シリーズ(古〜)しかり。

 

都会は寒空の下、なぜ道や電車で寝るのか?

もちろん、映画だけの世界と思ったが、初めて上京した時、新宿でも新橋でもこんなサラリーマンだらけだったのにビックリした。

徳島でももちろん、寿司折りを下げたオヤジは見かけるが、チドリ足でもないし、三角帽子などは絶対、被っていなかった。

先日も東京の夜の年の瀬の歓楽街の風景をやっていたが寒空の中、道路で寝ている人多数。放っておけば凍死するから、ゆすって起こすのも警察官の仕事のようだった。
こんなのは田舎ではほとんど見かけない。

 

またテレビ局が酔客にマイクを向けても、何を言ってるのか分からないから相当、飲んでいるんだろう。特に新橋。

あと東京の夜の街は突然、吐く人も多い。電車に乗っていて近くの客に吐かれたこともあるが、どんなに混んでいても、その周りだけぽっかりと空間ができるから、おかしかった。

 

バブル期みたいな上司と部下の不倫はまだありか?

新宿歌舞伎町の近くには新宿プリンスホテルがあるが、バブルの頃はこの時期、ラブホと化していた。
玄関前でホテルに連れ込もうとする上司らしきオヤジと、部下らしきOLの腕の引っ張り合いをよく目撃したが、大概オヤジの勝ちで、不倫カップルはホテルに消えていった。

今はどうなんだろう。

バブルの時代はタクシーチケットを使って帰宅した人も、今はまず私用では切れない。そんな訳で焦って終電に走る姿も見かけるが、帰宅にまた1時間以上。
乗り越して終点まで行ってしまい絶望的な気持ちになるのも、またこの時期の風物詩か。

同じ風景を繰り返し過ぎていく、平成最後の師走…

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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