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都道府県庁の女性課長さん、まだ10%未満。女性が働きやすい環境を

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女性課長、まだ1割に満たないとは

内閣府が全国の都道府県庁の女性管理職(課長以上)をまとめているが、全国平均9.7%でまだ1割に達していないことがわかった。
しかし女性の採用(大卒程度)をみると平均31.5%、県によっては40%を超えたところもあり、将来的には間違いなく増える可能性は高い。

もちろん、女性だからといって突然、抜擢するわけにはいかないが、政策決定においては例えまだ管理職ではなくても、急増している女性職員の意向を反映させる行政システムが大切だろう。

まだまだ少ない女性管理職。徳島県は上位だがやっと10%

 

男女の能力差は無い

私が県議会にいた頃、例えば本会議場の理事者席、いわゆるひな壇は、県庁各部局の局長、部長が座る。眺めると一部外部委員の長で女性が1〜2人いるくらいで、あとは全員、男だった。

県職員になって本会議場の前に座れたら『感無量です』と、職員に聞いたことがある。やはり職員にとって本会議に出席することは出世の証しなんだろう。

また委員会の答弁者は各部長と関係課長がする。ここでやっと女性課長から答弁を聞くことがあったが、極めて例外的だった。

県庁の皆さんと長いお付き合いだったが、男女の能力差は無いと断言できる。男でもダメな者はダメだし、女も同じく。女性課長もいたが、いずれも極めて優秀な方々だった。

ただ、1986年の男女雇用機会均等法施行後、駆け込みのような形で管理職のラインに乗せた女性職員もいた。能力的に疑問を感じた人もおり、やはり実績の裏付けのない"政策人事"はダメだなと残念ながら思わせた。

しかしこれとて、男でも"なんで彼が部長?"と思うような幹部もいつもいた。

女性が働きやすい環境を整えることが大切

内閣府のまとめでは都道府県庁の女性登用を役職別にみると、係長級22.6%、課長補佐級19.0%、課長級10.5%、部局長、次長級は6.4%だった。

あと採用をみると平均31.7%だが、三重県45.7%、佐賀県43.5%がツートップ。

徳島県は課長級以上は10.2%で全国14位。採用は39.0%が女性で同6位となっている。

こうした数字を見る限り将来は女性管理職が普通になるだろうが、まだまだ時間がかかりそうだ。

政府は目標として2020年までに指導的地位に占める女性を30%にするとしてきたが、微増しているとはいえ、わずか3分の1にとどまっている。

係長、課長補佐級に優秀な女性管理職候補はいる。女性が働きやすい環境を整えることも大切だと思う。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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