未分類

釈明しないからヒールにされた。政治家小沢一郎への世間の誤解

投稿日:

 

世間が抱いた傲慢不遜イメージの真相

政治家というのは国会議員も地方議員も基本、おしゃべりだ。これは身をもって感じた。
ところが説明も釈明もしないから誤解され、ヒール役を負わされる政治家もいる。その典型が小沢一郎さんだと思う。

小沢さんが傲慢不遜のイメージがつくられたのは自民党の幹事長時代だった。弱冠47才。最大権力者金丸信の寵愛を受け、そのイメージに輪をかけた。

若いのに力があるから傲慢不遜と思われた

 

そして1991年、ポスト海部俊樹を決める時、3人の候補者の面接をした。要するに幹事長ととしてはもちろん、金丸、竹下、小沢のトロイカで政界を牛耳った経世会のメガネに合うヤツを総理にしてやるーと、世間には映った。

かくして宮澤喜一、渡辺美智雄、三塚博の3人の派閥領袖が小沢一郎に呼びつけられて総理の資質があるか否かの面接を受け、宮澤喜一に決まった、、、これが当時、巷間伝えられたお話し。
メディアが揃って世間的には『なんて小沢は傲慢不遜なんだ』と、思い込ませてしまった。

絶対、釈明しないから悪役にされた

ところが…あれから28年。小沢さんがいろいろ語り出した。
実はあれは小沢さんが3人それぞれに『お話しを伺いに参ります』と、声をかけた。
ところが3人は『いやいや、(総裁)候補者が出向くのは当たり前』と、小沢事務所にやって来たのが真相。渡辺美智雄氏はメディアにちゃんと説明してくれたという。
結局、小沢さんと竹下さんは『渡辺美智雄でいこう』となったが、なぜか金丸さんが宮澤喜一で頼むと。宮澤総理が誕生した。

以上、週刊ポストに詳しいインタビュー記事があるがまあ、こんなところか。

離れた側近のことは何も語らず

後に新進党代表だった小沢さんが自民党にいた渡辺美智雄さんに離党を促し総理にしようとしたのは、この時の渡辺さんへの思いに応えるつもりだったんじゃないかと、私は思っている。

ベラベラ喋って下手を打つ軽量政治家が多い中、やはり小沢一郎だなあと思う。袂を分かった側近はたくさんいたが、彼らがどんなに小沢批判をしても小沢さんは絶対、何もいわなかった。
二階俊博しかり、小池百合子しかり。

その後小沢一郎さんは政治改革を掲げて党を飛び出すと、非自民の細川連立政権を、そして民主党政権と2回の政権交代の立役者となった。

 

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

-未分類

Copyright© 森本尚樹の"社会面の作り方" , 2019 All Rights Reserved.