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録音した文科省局長と医大理事長の謀議。息子はセンター直前セブ島に

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裏口入学は家族の合意だったのか⁈


普通、文科省の局長と私立医科大学の理事長が一杯やりながら、補助金申請の書き方を指南したらそれだけでアウトだろう。さらに受験生の息子のことを話題にし、『貴大学は息子が一番行きたい大学です』と、理事長に。これまでの東京地検特捜部の調べで昨年5月、こんなやり取りをしていたことが分かった。そして詳細、録音されてたというから、局長さん、グーの音も出ないのでは?

東京医科大学を文科省の私立大学支援事業の対象に選定した見返りに、息子を同大学医学部に合格させて貰ったとして受託収賄容疑で逮捕された文部科学省局長、佐野太容疑者(58)

息子に同情の声がある反面、息子の変な自信?を裏付けるツイッターのツイートがSNSに晒され、こちらも話題になっている。当然、東京地検特捜部も息子のツイートに関心を寄せているようだ。

裏口合格を依頼したのが、国の教育行政を司る文科省の、さらに次官候補だっただけに、教育行政は地に落ちた。


センター直前、セブ島でバカンスとは


裏口入学したとされる佐野容疑者の息子に対し、ネット上では『親が勝手にやった事でかわいそうだ』みたいな意見が当初は結構あった。

果たしてそうだろうか。こうした同情の声に対し、すでにネット上ではツイッターをしていた(すでにアカウント削除済み)息子のツイートが晒され、話題になっている。その中には注目すべきツイートも。

昨年12月28日には『センター16日前なのに俺セブ島で何してんだっていうね』と、セブ島でのバカンスをツイート。

その前の月の9日は『俺ら間違いなく日本で一番幸せな浪人生だわ、受験やめよっかな』などとツイートするなど、難関の医学部を目指す浪人生とは思えない余裕を見せている。

また合格発表前に"春から多分、東京医科大学行きます"とも呟いており、ナゾを呼ぶツイートだ。


息子に合格する自信の裏付けはあったのか?


東京地検特捜部も息子本人のこうしたツイートにも注目しているようだ。セブ島バカンスについても家族から事情を聴いているという。

佐野容疑者は裏口入学など依頼した事実は一切ないと、容疑を否認している。しかし大学理事長と上記のようなやり取りがあったほか、東京医科大学側は佐野容疑者の二男に一次試験から不当な加点をして合格させたことを認めておりすでに学長、理事長が引責辞職している。

例え親がしたことであっても、息子も承知の上であったら当然、自主退学などの最低限の責任はとるべきだろう。東京医科大学のような名門医大に簡単に受かるかか否か、受験生は自分の実力は自分が一番、知っている。もうハタチの大人なんだから。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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