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長い癌治療は心から信頼できる医師との出会いに尽きることを実感

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長期治療を要する癌は、医師に全てを任せてしまうと気は楽だ。
癌患者の中には最初の医療機関やドクターとの相性の悪さ、不安感から様々な治療を求め転々とし、結局、時間をいたずらに浪費し病状を悪化させ命を縮めるケースもある。本当に不幸なことだと思う。

もちろん、全てを任せるには医師への厚い信頼と尊敬が不可欠だ。最初にそんな病院と医師に出会うことができるか否かも運ではあるかもしれない。

私の場合、胃カメラを撮ったクリニックの医師に『もう貴方には時間はありません』と紹介され、徳島大学病院消化器・移植外科へ飛び込んだ。
そしてここで島田光生教授、吉川、高須両ドクターという心から信頼、尊敬できる医師と出会うことになった。

もちろん昨年5月からスタートした癌治療は順風満帆だったわけではない。
当初は激しい副作用、大量出血でかなりヤバい状況もあった。

しかしオペもできない、転移もある余命6ヶ月の私がここまで元気になれたのは、その後の医療チームの治療、とりわけ私に合う抗がん剤を選び、副作用を見ながら的確に投与してくれたおかげだと、確信している。

私は副作用で激しい血小板の低下が見られるが、ドクターらがクスリの量を調節したりその都度、間合いを取ったりしている。

これまで10数回、CTやMRI、PETや内視鏡での検査を続けてきたが今のところ一度も検査結果は後退はしていない。
クスリがずっと劇的に効いてきたのは体質もさることながら、ドクターのきめ細かな対応のおかげだろう。

担当ドクターのほかたくさんの人にもお世話になっている。
私の大量出血(下血)を直ぐに見つけてくれたのは担当看護師さんであり、数十分遅れたら間違いなく命はなかった。

そしてその時、胃の大きな潰瘍からの出血を食い止めてくれたのは、日曜日に呼び出された内視鏡の三井医師だった。
(5ヶ月後、この潰瘍が消えたことを内視鏡で確認した三井医師は自分のことのように喜んでくれた)

私は治療は全てお任せしているが、細かな疑問はぶつける。
例えば月に4〜5回は血液検査をする。項目は何十にも及ぶが全て英字記号。これの意味をGoogleで調べ内容を自分で把握し、数値の上下は全て自分でもチェックする。

それが基準値内であっても高くなったり低くなったりしたものは、その影響をドクターに尋ねることにしている。
とりわけタンパク質にかかる数値は癌と密接な関係があるからだ。
この大学病院にお世話になり、本当によかった。
(写真は消化器・移植外科HPから拝借しました)

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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