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障害者福祉はこれから急速に前に進む。れいわ2人の価値ある登院

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NZの社会福祉の現状に目から鱗だった遥か昭和の頃

まだ20代のときだから本当に昔の話しだ。ニュージーランドのクライストチャーチ市に滞在し、福祉国家NZの学校教育や障害者福祉を学んだことがある。

その時、関心したことの1つにどんな障害を持つ人でも『きょう街に出て映画を見たい!』との希望があれば、必ず介助者が2人、自宅に派遣され、映画鑑賞という目的に付き合う。

1人では行けないのだから、健常者がお世話し、彼らの希望を叶えるのは当たり前だとの制度だった。
『凄い制度だ!』と驚いた私が逆に首を傾げられた。

心のバリアーも1ミリも存在しなかったNZの小学校

市内の小学校も何度か訪ねたが、様々な障害を持つ子どもたちが同じ学級で学んでいた。

休み時間を見ていると必ず芝生の校庭に皆んなが出て行く。

その時、必ずクラスメートが障害を持つ子どもたちの介助をし、どんな遊びでも傍観する子は1人もいなかった。

校長先生に日本では障害のある子たちのための学校があり、そこで学んでいますと話すと、もちろん知っているが、それはNZでは取り入れたくないと。

なぜなら互いに同じ場所で学ぶことで互いに理解が深まり、その価値は国家にとってもひじょうに大きいとのことだった。

こうした幼少期からの生活が、障害に対する心のバリアーを完全に取っ払うんだろうなと、映画鑑賞の話しにも納得した。

れいわ2人の参院議員の初登院は、わが国障害者福祉を前進させる

さて参院選挙後初の臨時国会に臨む、新人議員らの初登庁風景がニュースで流れたが、どの局も7月の参院選で、れいわ新選組から初当選した難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者、舩後(ふなご)靖彦氏(61)と脳性まひで重度障害者の木村英子氏(54)の初登院風景を。

それぞれ中央玄関をくぐって初登院したが、緊急工事とはいえ、早くも最低限のバリアー工事が施され、参院本会議場へ。
正副議長選挙などに望んだ。

今回の2人の当選、そして国会議員活動のスタートとに当たり、ネットでは様々な批判や中傷がなされているが、それに『いいね』が何万もつく現実。

しかし2人への国会の対応を特別扱いと批判する反面、他の障害者全てに対応する法律の整備が先〜など、考えようによっては建設的意見も出てきた。

そしてこの度の2人の議員活動の必要な介助費用について、時間の無い中、『参院が当面負担する』と、参院議員運営委員会が決めたことには、大いに敬意を払いたい。

まだまだこれからいろんな議論が出てくると思うが、2人の活動で、立ち遅れていたわが国の障害者福祉は今後は立ち止まることはないだろう。

2人の当選、議員活動は各方面に大きなインパクトを与える、価値のある議席となるのは間違いない。

もりもと  なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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