つい先日まで法務大臣をしていた衆院議員の河井克行氏と、妻の参院議員案里氏が、しでかした不祥事の説明責任さえ果たさず、半月も国会から逃げたままだ。時間稼ぎしてもほとぼりは冷めないとだけ、言っておきたい。

責任、義務放棄なら2人で仲良く議員辞職すべき
行方不明なら衆参議長が捜索願でも出したらいいと思う。2人でしでかしたことがあまりに恥ずかしく、出て来れないのだろう。
国会議員としての最低限の義務も果たせないなら、2人揃って辞職願いでも出したいいんじゃないか。
まさに疑惑のデパートみたいな国会議員夫妻だ。地元広島でも実に評判が悪い。
ウグイスへ法外な報酬、県議には現金配りつき返される
妻の参院選挙でウグイスへの法外な報酬を皮切りに、法務大臣だったダンナを乗せたクルマが60キロ超過もの速度違反を広島県警が見逃し。
さらに妻が参院選挙の2〜3か月前、複数の広島県議選挙立候補者、あるいは当選者に、陣中見舞いや当選祝いの含みを持たせ、現金を渡していたという。
国会議員であるならきちんと説明責任を果たすべき内容ばかりじゃないか。
いずれも週刊文春や地元新聞で報じられたが、説明がないということは、間違いないということか。
ウグイス嬢報酬については妻が公選法違反容疑で既に告発されている。秘書がやったこととして立件されれば、妻に連座制が適用される可能性は大。
案里氏にはデカいブーメランが返ってきた
2人は報道されたあと、それぞれが『説明責任を果たす』としたものの、その後、国会の本会議や委員会を欠席が続くなど、公の場に姿を見せていないという(11月15日現在)
河井克行氏に至っては、秘書への酷いパワハラが報道されたこともある。
案里氏にいたっては県議会議員1年生の時、当時の知事の後援会の金銭問題に触れ、『自分なら潔く辞職する』とまで言い放った。
また地元での街頭演説で『今の国会、週刊なんとかとか、なんとか砲とかそんなのばかり…』と。返ってきたブーメランの当たりどころが悪かったんだろうか。
もりもと なおき