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電子カルテがパーになれば、病院の医療は崩壊する

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『恐怖!病院にコンピュータウイルスが…電子カルテ無しに今の医療は成り立たない』

徳島県の剣町立半田病院の電子カルテシステムが、身代金要求ウイルス『ランサムウエア』にやられ機能不全に陥っている。今のところ復旧の見通しは立っていないというから、深刻だ。
簡単な風邪や腹痛の診察ならともかく、今は電子カルテ無しに受付から普通の医療さえ維持できない。

ましてや癌などの高度医療が必要な患者の治療には、電子カルテ無しでは手も足も出ないだろう。

病院としては新たな電子カルテシステムを導入すべきだが、患者のこれまでの記録が現段階で消滅しているのはどうしたら良いのか。
とりわけ個人データや画像がなければ今後の治療もままならない。徳島県としてはいち早く救済、支援のための対応を示すべきだ。

私は徳島大学で癌の治療を続けている。治療の元になるのは細かな血液検査のデータであり、レントゲン、CTやMRI、PETなどで撮影した検査結果の画像だ。

特にこれらは一定の間隔を開けて検査をするが、全て私の電子カルテに記録される。
こうした画像は撮影後、直ぐに担当ドクターの診察室のパソコンに送られる。PCを開ければ瞬時に見ることが可能なのだ。
検査が終わり診察室に入ったら、すでに自分の結果がデータや画像で届いており、その速さに驚く。

ドクターは頻繁に行う血液検査のチェック、この画像の変化を細かく観察することで治療の方針、対応をしていくことになる。
もしこれを何日間も見ることができなければ治療に大きな支障をきたすのは間違いない。ましてや画像を消失したら患者の生命に関わる事態となる。

なんとか修復するのが一番だが、今の段階では見通しは立っていない。患者の病状によっては近くの県立三好病院などで早急に対応をすべき。

消えた記録についてはこれも早急に患者に対し、新たな検査を進めるべきだ。

もりもとなおき

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morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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