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頭髪のことで守ってくれてありがとう…中学の同級女子からの手紙

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教師というのはなぜ生徒の髪や服装が気になるんだろう。茶髪を学校に諌められ不登校になった大阪の元女子高生が学校を訴えた裁判で、大阪地裁は髪の色に関しては女性の訴えを退けた。この裁判でもう半世紀も前の私の中学校時代の教室の出来事がよみがえった。

女子のくせ毛にいちゃもんつけた教師に私が反論

高校に入ってから、中学校のクラスメートだった女の子から突然、手紙がきた。名前をどうにか覚えてるくらいの女子だったからなんだろう?と封を開けたところ、私へのお礼だった。

なんでも彼女は地毛がくせ毛らしかった。ある日、担任ではない教師の授業で彼女はその頭髪を教師に指摘され、『パーマなんかあててくるな』みたいなことをネチネチと無神経に言われたのだ。

その時、私がその教師に対し、『○○ちゃんの髪は元からだよ。そんなことしっこく言ってもどうしょうもないんじゃないですか』みたいなことを、彼女に代わって私が言い返した…とのことだった。

するとその教師はムッとしたものの『もういい』みたいなことを言って以来、一切、その話には触れなかったらしい。

地毛かパーマか確認しない教師の指導がおかしいと思った

微かに記憶のある出来事だったが、その教師の言い方に腹が立ったのだと思う。
中学生じゃなく高校生の私なら『"先生!"もういい"じゃねーだろ!』と、さらに大きな問題にしたのは間違いない。

実は彼女はその出来事が忘れられなかったという。私が代わりに反論してくれたことが嬉しかったのだと。そして私にお礼を言えなかったことがずっと心残りのまま卒業してしまったので、手紙をしたためたとのことだった。

彼女は高校へは進学せず、美容師になるための専門学校に今、行っていると書いていた。髪にこだわりがある子だったのかもしれない。

頭髪や服装を縛る『校則』を見直す時にきている

返事も書かずそのままにしてしまったが、今なら直ぐに連絡し、会えば".楽勝"のケースだろうと結構、後悔している。

大阪の裁判だか、裁判官は『黒染めの強要はあったとはいえない』と、女子高生の髪を黒に染めるよう強要した頭髪指導の妥当性を認めてしまった。

半世紀前ならいざ知らず、頭髪や服装に関する校則についても今後は社会的な議論が必要だ。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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