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飯塚に厳罰求める署名20万筆に。警視庁の事件処理が遅すぎないか?

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事故から4ヶ月、飯塚幸三、いまだ書類送致さえされず

さる4月、元通産官僚・飯塚幸三(88)が東京池袋で乗用車を運転中、歩行者らを次々はね、自転車の松永真菜さん(31)長女莉子ちゃん(3)を死亡させた忌まわしい事故から4ヶ月が経った。

警視庁は過失運転致死傷の疑いで捜査を進めているというが、飯塚は書類送致さえいまだされてない。

とっくに実況検分も終わったが…

遺族らが集めていた『飯塚に厳罰を求める署名』は、すでに20万筆となった。警視庁のスローモーな事件処理に、苛立ちの声が大きな世論となっている。

母子犠牲以降、高齢者事故は減り、免許証返納も急増

一方、この事故は母子の死亡というかけがえのない大きな犠牲を伴ったが、高齢者の運転を見直す、大きなきっかけになったのは間違いない。

警視庁によると、東京都内ではことしに入ってから池袋の事故のあった4月までは65歳以上のドライバーによる事故が1979件と、去年の同じ期間に比べて27件多かった。

しかし翌月の5月から先月までの3か月間では1281件と去年より90件6%余り少なった。とりわけ死亡事故は去年より5件少ない2件だった。また飯塚の事故をきっかけに、高齢者の運転免許の返納が急増している。

官民でハード、ソフトから高齢者ドライバー対策を

2人の死を無駄にしないためにも、ソフト、ハード両面での高齢者ドライバー対策を官民で急ぐべきだ。

それにしても交通事故の事故・事件処理がこれだけ時間がかかるものなのか。警視庁ももう少し世論の空気を読み、ケースバイケースで迅速に対応すべきと考える。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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