飲酒運転の現逮で自宅のガサまで普通はしない
元TOKIOの山口達也元メンバーがオートバイを飲酒運転して追突事故をし、22日、酒気帯び運転で現行犯逮捕されたが、なんと24日釈放された直後、警視庁は本人立ち会いの元、自宅の家宅捜索を行なった。
自宅で飲んだとみられる焼酎のパックやグラスを押収したようだ。
また検察は24日、東京地裁に山口元メンバーの勾留請求し、却下されるとさらに準抗告まで行った。
これも単純な飲酒運転で、勾留までするケースはほとんどない。山口元メンバーへの警視庁の異常なこだわりは何なんだろうか?

現場でアルコール分は確実に検知していたはずだ
ガサには驚きだった。飲酒運転の現行犯逮捕でいったいここまでやる必要があるんだろうか。
長い間、警察担当の記者をしたが、飲酒運転の現行犯で逮捕した人の自宅を家宅捜索までしたのは、記憶する限り一度も無かった。
さらに釈放した人の自宅ガサなどは聞いたことも無い。
もちろん今回は山口元メンバーという有名人だからガサまで明るみになっただけで、これまでもやっていたケースもあったかもしれない。
いずれにせよ私の経験からもここまでする必要は全くないと、判断したい。
飲酒運転は呼気、あるいは血中のアルコール分の検出が全てだからだ。
山口元メンバーの場合、基準値の5倍、呼気1リットル中、0.75mgものアルコールが検出された。
これでビールや焼酎ならどれだけ飲み、さらにどのくらいの時間経過かも分かるのではないだろうか。

乗る山口元メンバー
山口元メンバーはアルコール依存症といわれる。恐らく24時間、からだからアルコールが完全に抜けることはなかったのではないだろうか。
もりもとなおき