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高プロで過労死続出?の働き方改革。竹中平蔵などに旗振り役させるな!

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何のどこが働き方改革か!


まもなく成立する働き方改革法案の中でたいへん悪名高い"高プロ"(高度プロフェッショナル制度)について、いろんな人からよく質問を受けます。結論から言うと、今回の働き方改革、サラリーマンからしたら残業代ゼロ法案はもちろん、過労死促進法案と言っても過言でないとんでもない"改革"だと思います。なんでこんなことになったのか。

具体的には、まず

労働時間の規制はない

今回の改革では、時間外労働として1カ月平均80時間までとの規制がきまりましたが、高プロは適用外となります。現行の1日8時間、週40時間ももちろん、適用外となります。

勤務中の休憩もありません

労基法では8時間を超える勤務の場合は休憩1時間を、途中、与えなければなりませんが、高プロには休憩を与えなくても大丈夫です。雇用者は休憩とらせず何時間働かせても罪に問われません。

残業代ももちろん、ありません

普通は8時間を超えると超過勤務手当がいりますが、高プロにはいりません。深夜労働についても、手当は払わなくてもOKです。

休日も単なる週休2日制度

高プロは年間104日と4週で4日以上の休日。一見、普通に見えますが、祝日含まず、お盆や年末年始休無しが前提の週休2日です。

誰が高プロの対象に?

平均給与の3倍程度とされましたが、これまでに決まったのは年収1075万円以上が基準になりました。これだと国民のわずか数%なので、大半の労働者は自分に関係ないと、思っています。しかし経団連は年収400万円を超えたら適用したいと考えていると言われます。


完璧な過労死促進法案だ


ざっとこんなところ。全部理解したらこの法案が"残業代ゼロ法案"と言われる所以が誰でも分かると思います。

そして深刻な過労死対策として出てきた働き方改革ですが、高プロについては過労死が続出するでしょう。全く改革の意図に逆行するのは間違いないと、思います。

結局、経団連などが旗を振る理由は、過労死しても制度の中でのこと。経営者は責任ありません、責任持ちませんというのが今回の改革のような気がします。過労死促進法案と言われる所以です。

電通の高橋まつりさんや、ワタミで過労死自殺した従業員らの、犠牲はなんだったのか。働き方改革は悲惨な過労死を無くすためのものじゃなかったのか。働く人たちが働き易い社会を目指すものじゃなかったのか。

また小泉改革の中で、社会保証制度を破壊させる要因にもなっている、非正規雇用を蔓延させた張本人。かつ人材派遣会社の会長を務める竹中平蔵氏などが、この働き方改革・高プロ制度推進の旗を振っていることも許せない思いだ。

なぜこの男が旗振りを

竹中がどんなことを言っているか。「時間内に仕事を終えられない、生産性の低い人に残業代という補助金を出すのも一般論としておかしい」と。働く者の気持ちや生活など微塵も理解しないこんなとんでもない輩が、高プロの旗を振っている訳だ。

国会議員なども年収、ン千万円!当然高プロなんだから、休みもなく遮二無二に働いてもらいたいものだ。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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