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高槻市の小学校、ブロック塀倒壊は人災だ

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またもブロック塀倒壊の犠牲に


大きな地震があると必ずブロック塀が倒れ犠牲者が出る。建物の耐震工事が進む傍ら、ブロック塀の見直しは置き去りにされている。こんなことが何度も何度も繰り返されてきた。

そして大阪では震度6弱の地震で高槻市立寿栄小学校プール脇のブロック塀が倒壊。挨拶当番でひとりで学校に向かった同小4年、三宅璃奈さん(9)が、ブロックの下敷きになり、命を失った。


明らかな法令違反だったブロック塀。学校管理者の責任は重大


市長が直ぐに、夜には教育委員会も慌てて謝罪会見をしたから、学校管理者の過失であることが瞬時に分かったんだろう。

素人の私だって高さは最高2.2m、中には鉄筋を入れるなどというくらい知っていた。それが3.5m。明らかな建築基準法違反。既存の1.9mの塀に、後から1.6mを継ぎ足していたから、強度の面でずっと危険な状態が続いていたのは間違いない。

3年に一度、点検していたとの話だが、あくまで目視だったという。さらにこの高い塀を放置したのだから、何にもしていなかったのに等しい。施工業者からも施工のやり方、当時の状況など事情を聴くべきだろう。

子どもたちの安全管理に無頓着な連中のおかげで、未来ある女の子の人生がたったの9年で終わってしまった。

いくら謝罪しても女の子はもう返って来ない。

文部科学省は全国の学校に、通学路の安全点検を指示した。上からの指示はなくとも日頃の点検を学校管理者はきちんとやるべきだろう。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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