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高輪ゲートウェイで思い出した、お隣田町駅と食堂の女の子の想い出

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高輪ゲートウェイは田町の隣

山手線に2020年春、30番目の新しい駅ができるそうな。品川駅と田町駅の間で、発表された駅名は『高輪ゲートウェイ』。
両駅間はかなり距離があったから便利になるのはもちろん、高輪地区は驚くほど地価が上がるんだろうな。

 

田町といえば学生時代、親友が住んでいてよく泊まりに行った。田町は慶応大学三田キャンパスの近くだから慶応の学生街。友人は早稲田の学生なのになぜか田町に住んだ。

近くに"慶応仲通り"という商店街があり、学生向けの飲食店も。ヤツの部屋に泊まる日は必ず通りの『いろは食堂』という店に連れていかれた。

この筋にいろは食堂が

早大生なのに慶応の街・田町に住んだ理由

そこで田町に住んだ秘密が分かった。
かわいい女店員がおり、その子に惚れてしまったようだった。
注文する時、会計の時、エラい緊張してたのを思い出す。
その彼女は青森県出身。中学校を出て働くために東京に来たらしい。確かその時は18才だった。しかし結局、思いは果たせず、友人も田町から転居した。

あと、友人の部屋の隣は女子大生が住んでいたが、よく男が泊まりに来ていた。壁が薄くあの声がまる聞こえだったので、その部屋に泊まりにもう行けないのは、残念だったが…

ヤツはなぜか東北とか北陸の田舎の中学校を出て上京し、大衆的な食堂で健気に働く女の子が好きだった。だから好きな子が出来る度、その食堂で私も食事をすることになった。

当時はまだまだ地方では中学校を卒業後、都会に出て働く子も多かったんだと思う。
東京にはまばゆいばかりの派手な女子大生もいっぱいいたが、そうした素朴な女性が好きになる友人は、いいやつだなと思った。

大都会で一生懸命、健気に働いていた彼女たち、幸せになったかな。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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