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 『唯一の感染ゼロ県』に緊張感を強いられる岩手県の人たち

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全国の都道府県で新型コロナウイルスの感染者が過去最多を更新す中、依然、感染者ゼロが続く岩手県だが、岩手県民はこの状況に相当な緊張感を強いられているようだ。

素晴らしい盛岡市の街並み

すっかり有名になった父と、実家が岩手県にある男子大学生のLINEでのやり取りは、子が東京にいる地方の親にとって笑い話しでは済まない。息子さんもテレビの取材を受けていたが、とても冗談ではなかった。

息子『そろそろ帰っていいかな』

父親『絶対に帰るな』『岩手1号はニュースだけではすまない』

普通に今の岩手県民が置かれた状況なのだ

このやり取りは当事者、特に父親にとっては極めて深刻なのだ。恐らく身内からコロナ感染第一号を出した時のニュースや、岩手県民からのネガティブな反応が想像できるのかもしれない。

現実に全国で起こっているコロナ感染者に対する陰湿なバッシングのニュースを見て、みんなその恐ろしさを知っているのだろう。

東京の岩手県学生会館には13人が居住しているが、この4連休、だれも帰省していないと、テレビが伝えていた。
4連休どころかもう夏休みなんだが…どの家も先の父子のようなやり取りがあったとしたら、可哀想でならない。

今だ続く感染者への陰湿な嫌がらせ

昨日も長野県内の銀行支店に石が投げ込まれガラスが破られたニュースがあった。その支店の若い行員がコロナに感染したことに対する、嫌がらせかもしれないという。

これだけ全国で感染者が増えている中で、いまだこんな陰険な嫌がらせが相次ぐ日本社会の偏狭さと残念さ。最近の感染者の激増を見る限り、もう感染は他人事じゃないのにと思う。

岩手県にこれからも感染者が出ないことが一番だが、仮に出ても温かく見守ってあげて欲しいものだ。

ある意味、岩手県の人たちの抱擁力が試されるかもしれない。いかん、いかん。また余分なプレッシャーを岩手県の人に与えてしまう。すみません。

もりもと  なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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