CSのおかげで10月まで力が入るプロ野球
クライマックスシリーズがあるおかげで、ペナントレースは最後まで2位、3位争いが面白い。必ず最後の5〜6ゲームまで混戦ですね。
セリーグは巨人、DeNA、中日、阪神がもつれましたが、最後に阪神が10連敗で脱落。巨人が辛うじてDeNAをしのぎCS進出を果たしました。
そしてヤクルト相手にまさかの連勝。2試合目はエース菅野がなんとノーヒットノーラン。セの覇者広島に下剋上を仕掛けることになりました。
まさかノーヒットノーランとは
CSは面白いけど、ダントツで優勝したチームが最後にこのCSでシーズン中は遥か下だった2位、3位チームにやられると、なんか釈然とはしない。
高橋監督の辞任が決まっている巨人がここにきて『高橋監督を男にする』みたいな高揚感が出てきたから、広島もうかうかできない。特に広島は優勝が決まるまでの2〜3週間は、はっきりいって弱かった。
2位は3位に負け越している
CSは2005年から始まっていますが、ちょっと調べたところCSでの勝敗は3位チームのトータルは53勝67敗2分。勝率.442で思ったより善戦している。
内訳はファーストステージ(2位と3位が戦う)34勝30敗1分 勝率.531で3位チームが勝ち越し。
これが首位と戦うセカンドステージになるとグッと勝率は下がり19勝37敗1分 勝率.339となっている。やはり首位は強いということか。
3位からの下剋上は過去2回だけ
パ・リーグ、2010年のロッテはファーストステージで2位西武を2勝1敗で下し、ファイナルステージで1位ソフトバンクを4勝2敗(アドバンテージを含めれば4勝3敗)で下して日本シリーズに出場した。
セ・リーグ、2017年のDeNAはファーストステージで2位阪神を2勝1敗で下し、ファイナルステージで1位広島を4勝1敗(アドバンテージを含めれば4勝2敗)で下して日本シリーズに出場した。
2017年のDeNAは日本シリーズでソフトバンクに敗退したが、2010年のロッテは勢いを駆って中日を4勝2敗1分で破り、3位から日本一になっている。
短期決戦は絶対的エースの存在が大。悔しいが菅野のいる巨人が3位から3度目の下剋上を成し遂げる気がする。
パは日ハム、ソフトバンク、どちらが西武に挑戦するか⁈
もりもと なおき