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ふざけるな米軍ヘリ!都心ビルの谷間を超危険な低空飛行

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毎日新聞は良い仕事をしていると思う。国会で問題にされ、政府も憂慮しているようだから、アメリカ側は何らかの改善をしなければおかしい。政府ももっと強い姿勢を示すべき。国家として世界に恥ずべき不平等条約、日米地位協定をいつたいいつまで放置するのかということだ。

毎日新聞から

米軍ヘリ、都心のビル街を飛び回るのが常態化

米軍の軍事ヘリコプター・シーホークが何と日本の航空法を逸脱し、東京都心のビルの谷間を平気で低空飛行するのが常態化しているという。
万が一ビルに突っ込んでしまえば、ニューヨークの9.11の大惨事の二の舞いだ。

羽田空港を離発着する民間航空機との接触事故も懸念される。

これまでも都民から不安の声が上がっていたが、毎日新聞が動画で動かぬ証拠を撮影した。
それによると浜松町周辺のオフィス街を5回に渡り飛行しているのを確認。東京タワー周辺を蛇行飛行することもある。

ビルの谷間を平気で旋回する様子がはっきりと

これを見ると米軍ヘリが航空法令上の最低安全高度(人口密集地で300メートル)以下の飛行を繰り返している実態が明らかになっている。

超高層ビルで仕事をしている人は、窓から米軍ヘリが見て、かなり驚いているだろう。

衆院予算委で毎日新聞のこの報道を問われた菅首相は「米軍機の飛行はルールを守って安全面に最大限配慮することが重要だ」とし、岸信夫防衛相は米側に事実関係を確認していることを明らかにした。

駐日大使を呼び厳しく即刻、中止するよう申し入れるべきだ。

全ては日米地位協定という屈辱的な不平等条約のため

米軍機の低空飛行は西日本で多い。徳島、高知の山岳部は米軍によりオレンジルートと呼ばれ、超低空飛行訓練をしている。16年前には両県境の早明浦ダムに戦闘機が墜落する事故もあった。

徳島県でも那賀郡、海部郡の山間部で、ジェット戦闘機やオスプレイの超低空飛行訓練が20数年も前から相変わらず続いている。

県では政府に対し米軍に中止を申し入れるよう、常に要望してきた。県議会でも何度も県と同じ趣旨で国へ意見書を提出している。

全国で唯一、地位協定見直し求めた意見書を提出したが…

私が県議会総務副委員長だった1994年、私の執筆でこうした国内法では違法なことが許されている日米地位協定こそ見直すべきとの意見書を国へ提出したことがある。この不平等条約を無くさない限り、ずっと続くと。

これは全国紙の社説などに沖縄県以外では全国初の画期的な意見書…と書かれ大きなニュースにはなったが、ずっと訓練は続いている。

東京都の小池知事、都議会は何らかのアクションを起こすべきと思うが、何をやっているのだろう。

大惨事となってからでは遅いのだ。事故が起こってもアメリカは遺憾としか言わないだろう。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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