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われら世代の太田裕美さんがガン克服。『君と歩いた青春』だ

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太田裕美さんがガン克服の嬉しいニュースが

われら世代のシンガーソングライター太田裕美さんは、デビュー以来、ずっと応援している。
特に彼女の雨をテーマにした『雨だれ』と『九月の雨』が好きで何十年間も聴き続けてきた。

その太田裕美さんが乳癌で闘病中だった。そしてこの度、転移もなく順調に回復していることを10カ月ぶりに自身のブログで報告してくれた。本当に良かった!

昨年9月、乳癌を公表してから一度もブログの更新がなかったから、実はかなり心配をしていた。
今回は経緯も報告しているが、昨年7月に手術をし、抗癌剤や放射線治療を続けていたようだ。

『君と歩いた青春』の歌通り、同時代を生きてきた

私が大学に入った年に彼女はデビューした。当時、月曜日から金曜日、毎日夕方5時からだったかな。
TBS系の若者向け情報番組『銀座ナウ』という、都会的なテレビ番組があり、そのアシスタントをしていた。

木綿のハンカチーフがデビュー曲と思っている人が多いが、実は『雨だれ』がデビュー曲。
同じ時代を生きてきた人だから、彼女の歌を聴くと、自分の青春もよみがえってくる。

本当にいい歌をたくさん歌っている。
『君と歩いた青春』(伊勢正三作詞作曲)という名曲もあるが、彼女のガン克服の知らせに、今夜、この歌を聴いた。

『君と歩いた青春』の弾き語り

ポスト団塊世代は苦労したが、小池百合子ひとり気を吐く

われら世代は団塊世代の圧倒的なパワーと数の力にずっと押さえつけられて生きてきた。グループサウンズも全共闘も、やりたくても一歩間に合わなかった。

サラリーマンになってもずっと上司に団塊の厚い層があったから、なかなか出世も叶わなかった世代だ。

世間を見渡すと、東京都知事の小池百合子だけがひとり気を吐いているくらいだから、世代としては頑張ってもらいたい。先日も団塊世代の菅官房長官に気の強さを発揮し、きちんと言い返していたのは、すっきりした。

この世代、『君と歩いた青春』のようにもう少し元気で歩いていたいものだ。

もりもと  なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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