性的暴行を実践したナンパ塾
街で女の子に声をかけ誘う、ナンパとかまだあるんだろうか。
しかしこのナンパの仕方を教える"ナンパ塾"があり、高い授業料を支払っているバカが実際、いたことに驚きだ。
挙句、女性を強姦して逮捕とは…
塾だけに女の子を上手に誘う話術、チャンスの掴み方を教授するなら、まだわかる。現実に内気で女性と話もできない男は多いから。
しかしこの連中のナンパ塾の実践は、クラブに行き、強い酒を女の子に勧め、泥酔したらマンションに連れ込み暴行するというものだった。
泥酔させて乱暴はクズの常套手口
このほど福岡市博多区の歯科医師ら(26)ら2人が準強制性交容疑で逮捕された。
去年3月、大阪市内で20代の女性に酒を飲ませ、性的暴行をした疑い。
クラブで女性に声をかけ、ゲームの罰ゲームとしてアルコール度数の高い酒を飲ませたあと、事前に用意していたマンションの部屋に連れて行ったという。
この歯科医はナンパ塾といわれる「リアルナンパアカデミー」の受講生だった。塾長の渡部泰介被告(42)はすでに性的暴行で逮捕、起訴されている。歯科医とともに塾のナンバー2の男も逮捕された。
3回30万円もの特別講座も
この塾は10年ほど前に設立されたという。 "受講生が女性をものにした数は日本一"を謳い文句に塾生は全国に約100人もいた。
代表の渡部被告はまさにその道のカリスマで、特別な存在だったようだ。
代表の渡部被告
短期間でナンパの実力が飛躍的にアップするというスペシャルコースはわずか3度の"講座"で約30万円もの高額だ。
しかしこのコースの人気は高く、医師や一流企業の社員までもが受講していたという。
また初級・中級・上級にそれぞれ分かれたナンパマニュアル『ナンパの技術』も作成。各巻約1万4800円でネット販売などしていた。
単なる強姦塾だ
これまで逮捕された薬連中には特に女性を誘う高度なテクニックはなく、テキーラなど強い酒を飲ませて泥酔させ、アジトであるマンションに連れ込み強姦するのが手口。
強姦サークルと言われた"スーフリ事件"を想起させるもので、まさに強姦塾だった。
社会的に立場のある人間が性犯罪を教える受講生であることにも驚きだ。
もりもと なおき