話す度に後ろ倒しとなる河野ワクチン大臣の頼りなさ
わが国のコロナワクチンの接種率は現在、世界で100番目くらいという。グループを見たらほぼアアフリカや南米の途上国だ。
河野太郎ワクチン担当大臣など会見の度に話が違うから、もはやだれも信用していないだろう。
さる1月頃の話しでは本当なら医療従事者は2月に終わるようなことをいっていたが、まだ全体のわずか20%ということだ。
65才以上の高齢者は、これも当初は4月に完了するようなことを言っていたが、この12日から日本のごく一部でスタートするだけ。
その一部の東京東京八王子市は対象が16万人だが、4月はわずかに1000人分。0.6%にも満たない。
6月には高齢者の接種完了と、また大うそになるだろう
これで6月には高齢者は全て完了させたいというのだから、まずあり得ない。東京オリンピックは世界の変異株の見本市みたいになり、8月以降、感染者、死者が続出するような気がする。
日本でワクチンを製造してないからだと、無能政府を庇う声もあるが、ワクチンを製造している製薬会社がある国などアメリカ、イギリス、ロシア、中国など、世界でも数カ国だ。
それで世界で100番目だからいかに厚労行政がお粗末か。ワクチン確保に遅れを取った政府の無力、無策ぶりは厳しく糾弾されるべきだろう。
ワクチン接種これだけ少ない国に、果たして五輪選手は来るのか?
日本全体でまだ1%も満たない。これは国民の抗体率ということを考えば、全く何もしていないのと同じなのだ。
国民の大半がワクチンも接種せず、変異株による第4波が襲う日本に、果たしてオリンピック選手を送り込む国がどれだけあるのか。
もりもとなおき