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久々の親友からの電話は癌の知らせ。切ないけど乗り越えて欲しい

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親友からの電話は癌の知らせ

しばらく音沙汰なかった大学時代からの親友、横浜のY君から久々に電話が。『おお!どうしてる?』って聞いたら『肺癌になっちゃってさぁ』と。さらに最近、転移しているのが分かったとか。

入学式の日からの付き合い。いつもつるんでいたから、何かショックだ。しかし本人はいたって明るく、昔とひとつも変わらない。古いギャグで笑わせてくれた。

左端がY君

奥さんを10数年前、乳がんで亡くし、ずっと男やもめ。『実は娘夫婦が茅ヶ崎に家を建てて、俺を引き取ってくれるらしいから、そこに行くんだよ』と、嬉しそうだった。

 

オイルショックで苦労した世代

僕らが卒業する前年とその年はいわゆる"第二次オイルショック"で、就職は完全氷河期だった。
一部上場企業の90%が採用中止、採用する10%の企業も例年の20〜30%と言われた。

だから就職に関しては横綱級の"政経学部"でもダメだから、僕ら下位学部は推して知るべし。みんな就活は大変な苦労をした。

まだまだ終身雇用の時代。スタートが上手くいかなかったから、その後の人生も大変なヤツが多かった。僕らももちろん。
Y君も50代半ばで会社が傾き、早期退職したあとはマンションの管理人をしていた。
生粋の浜っ子のY君は、矢沢永吉のキャロルでギターを弾いていた内海利勝と高校の同級生。一緒に高田馬場を歩いていたら内海とバッタリ。

Y君が『おまえ何やってんの?』と尋ねたら内海が『キャロルってバンドでギター弾いてんだよ』って答えたのを、昨日のことのように覚えている。キャロルがブレイクする直前だった。

お嬢さん夫婦の家でゆっくり養生してください。また茅ヶ崎に行きます。

もりもと  なおき

  • この記事を書いた人

morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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