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先輩、シャブ中の拳銃発砲男に捕まるの巻〜

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長いこと事件担当の記者をしてましたが、私は銃弾をかいくぐったような経験はもちろん、ありません。だから警察官が警察官に射殺された事件には、衝撃を受けました。

先輩、拳銃発砲男に捕まる!

でも記者はいつも安全な訳じゃありません。先日、ブログに登場した"愛あるパワハラ先輩"。私が入社する3年ほど前、徳島市の海岸で拳銃を撃ちまくっているヤツがいるとの一報で現場にー

そこで運悪く犯人と鉢合わせ!先輩は拳銃を構えた男に捕まった挙句、1時間余りアタマに拳銃を突きつけられ、人質になってしまった。

最後は犯人は警察に確保されましたが、先輩は生きた心地もしなかったのでは。

拳銃男はなんと、シャブ中!

あとで判明したことですが、男は覚せい剤中毒の組関係者。"ピストル撃ちまくるシャブ中"とか、考えただけで恐ろしいですよね。

後輩に伝承される武勇伝

先輩の貴重な"体験"は署名記事になってます。で、今も記者クラブのボロボロになったスクラップブックに。

新人がサツ回りに配属される度、それを読んで次の新人に伝えていくのが社の伝統で、40年以上経った今も守られているとか(笑)

もっとも質の悪い伝言ゲーム化し、話しが少しずつ違ってきたような(笑)

アタマに銃口、そして相手は完全なシャブ中……相当な恐怖だったと思います。

記事では"『えーい、もうどうにでもなれ!』と、どっかとその場に腰を下ろした…"など、完全な武勇伝となっていますが…(汗)

先輩は柔道四段。やはり強かった

実際、先輩は当時、柔道四段の猛者。いくら相手がヤクザでも丸腰なら赤子の手をひねるレベルでしょう。

『チャカアタマに突きつけられたらなぁ・・・』と語る程度で生前、この事件については寡黙でした。

先輩は記事を巡るトラブルでも呼び出され、監禁状態となり『おどれ、いてもたろか⁈』と、冷たい匕首でほっぺたをペタペタされた経験もあります(これも相当怖い…)

やはり修羅場くぐってたんだ

もう1人のパワハラ先輩によると、発砲事件の時、警察無線を聞いてたら『○○新聞(大手紙)の○○記者のカメラとノートを発見!安否確認できず、どうぞ!』と、警察もかなり興奮した様子だったとか。

この大手紙記者はノートとカメラを放り出し、慌てて逃げたことが判明。やはりわが社の先輩の方がごつかったのオチでした。

パワハラの先輩たちも、修羅場くぐってるんですよ。

森本 尚樹

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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