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"副大統領候補ハリス"は間違いなく将来のアメリカ大統領だ

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高齢バイデン、副大統領に黒人女性ハリスを指名

アメリカ大統領選挙の民主党の候補者バイデン氏は、77才というご高齢を考えればトランプに勝って当選しても一期だけだろう。失礼ながら途中で……もあり得る話しだ。
そうした意味でも後継となる可能性が高い副大統領候補にだれを指名するか注目されていたが、女性で黒人のカマラ・ハリス上院議員(55)を副大統領に指名した。

さっそくトランプが反応し、例によって口汚く罵倒しているが、それだけハリスが付いたバイデンが怖いのだろう。
女性の指名が噂されていたが、トランプが騒いでいるのを見る限りバイデンは良い選択をしたと思う。

まだ上院1期目も、将来の大統領候補

ハリス氏はジャマイカ系とインド系の両親を持つ。元検察官で、上院議員になる前はカリフォルニア州の司法長官を務めていた。

まだ上院議員1期目だが昨年の民主党の候補者選びに参加している。戦況不利とみて途中で退いたが、将来の大統領候補の一人と言われていた。 こんな政治歴が浅くとも、有能であれば重用するのが、アメリカ政界のダイナミズムだ。

見ただけでもパワフルな女性だ。民主党候補者選びの時はバイデンを鋭く批判もしたが今は『バイデン氏は米国民を一つにできる。副大統領候補として加わることができ光栄だ』と、もちろんエールを送る。

ハリスを指名したことにバイデンは『恐れを知らない闘士であり、米国における最良の公僕の一人』と持ち上げる。

期数関係なく有能なら活躍できるのが、まともな政治だ

アメリカ政界の凄いところは、国会議員1期目でも大統領候補者選びに参加したり、優秀で有ればこうして重用される。

日本の場合は田舎の地方議会から国会まで、期数が絶対。地方議会の議長は順番でどんな人物でもなれるし、国会の場合、相当無能な人物でも大臣にして貰うのはご存知の通り。

今思えば1993年に誕生した非自民勢力を結集した細川連立政権が爽やかに見え支持を集めたのは(支持率は驚異の87%!)、主要メンバーの期数が少なかったような気がする。

細川護煕衆院2期目(参院3期)で総理大臣、武村正義、田中秀征は各衆院3期目。武村は官房長官、田中は首相補佐官として内閣を盛り立てた。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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