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医療現場からの悲痛なメッセージを聞け!首相は早く緊急事態宣言を

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医療現場から伝えられる恐ろしき医療崩壊の序曲


SNSの医療関係者からの投稿をみても今、医療の現場は大変な状況なのが伝わってくる。
ニュースでも有名な基幹病院でも患者はもちろん、医師や看護師が感染したことが伝えられてきた。

そしてあまりに少ない感染者のベッド数。首都圏はすでに医療崩壊を想定せざるを得ない状況になっているようだ。

医療従事者がもし感染したら。院内で身近にいた濃厚接触者である他の医師や看護師は、感染していなくとも念のため2週間は休まなければならない。
1人の感染で周りの数十人が一斉に休むわけだから、患者対応が全くできない。

そして他の医師や看護師にしわ寄せがいく。複数の医師、看護師がもし感染したらその病院はもはや維持することが困難となる。

そして感染者のベッドがあまりに少ない。なのに感染者が増え重症者が激増していくのに、十分な対応ができない。

コロナウイルス感染者を収容する病院は
今、大変なことになっている

こんなツイートがあったが、まさにこれが東京の医療の現場なんだろう。

ある基幹病院に勤務するドクターからの悲痛な訴え

今、東京の総合病院で働いていますが、この数日でコロナウイルス感染症の患者さんが急増しています。私の病院のコロナ病床は満床になりました。重症者もいます。
現場ではすでに医療崩壊のシナリオも想定され始めています。
正直、報道よりも一般のみなさんが思っているよりも、現実は非常に厳しいです。近い将来、本来助けられるはずの命が助けられなくなる事態になりそうだと感じています。
今まで、どんな人でも少しでも生きたいという思いがあるのなら、全力で命を助ける医療をやってきました。
でも、このまま感染が拡大すれば、「助ける命を選択する医療」にシフトしなければならなくなります。
本当に悲しい。
だから、外出を控えてください、人と会わないでください。感染を食い止める方法はこれしかありません。
生きていくための最低限の外出だけにしてください。このメッセージを出来る限りの家族や友人にシェアしてください。
時間がもうありません。
よろしくお願いします。

安倍首相、緊急事態宣言に『まだも持ちこたえている』

日本医師会も会見し、政府に対し緊急事態宣言を出すよう強く要請した。
大阪の吉村知事、小池都知事も要請している。

こうした声に安倍首相は2日の衆院本会議で「緊急事態宣言(発令要件の)全国的かつ急速な蔓延という状況には至っておらず、ギリギリ持ちこたえている状況」だと、現時点では慎重な姿勢を示した。

しかし普通に考えて分からないのか。医療現場の声が聞こえないのか。医療崩壊したら簡単にオーバーシュートは起こる。だから緊急事態宣言を出せと、医師会も知事らも言っているんだ。
安倍首相や周辺の甘い判断がとんでもないことにならないことを、祈るしかない。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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