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吉田拓郎『春だったね』にみる男の未練がましさ

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男は女に未練がましい。反面女は別れてもよくそんなに簡単に気持ちを切り替えれるなと思う。男の場合、60代になっても未だ高校時代、大学時代の彼女の面影をひきずってるヤツもいる(割と多いんだよ)
吉田拓郎の『春だったね』は、こんな男女の真逆の心情を実に的確に歌っている。

僕を忘れた頃に/君を忘れられない

曇りガラスの窓を叩いて/君の時計を止めてみたい/ああ、僕の時計はあの時のまま

僕が思い出になる頃に/君を思い出にできない

まあ、こんな感じで男の未練がましさが綴られている。作詞は拓郎じゃなく拓郎ファンの女性が拓郎に贈ったものだ。

もちろん『僕』を忘れたのも、僕を思い出にしてしまったのも彼女だが、僕は君と付き合ってた時のまま、時計が止まっている。
実はこの時計が動き出すのは新しい彼女ができてからなんだ。別れた彼女が恋しいほど『僕』の時計はなかなか動かない。

昨日、中学と大学が一緒だった大親友の鈴木マー坊と電話で学生時代の女の子の話しをした。
今からは考えられないほど純情なわれわれは女子大生に翻弄され、ずいぶん時計が止まってる時間は長かったのだ。あの女は許せんよなとか、盛り上がりました。


(ずっと止まらない大隈講堂の時計。私は共立女子大か実践女子大の彼女が欲しかった。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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