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国は動物愛護法改正し、動物虐待犯の厳罰化を。杉本彩さんら再度訴え

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軽すぎる動物虐待犯への処罰


女優の杉本彩さんが中心となって進めていた動物虐待犯人厳罰化と、アニマルポリスの設置など、動物愛護法の改正を求める『動物虐殺事犯を厳正に処罰するために法の厳罰化を求める』国会への請願は、残念というより腹立たしくも今国会で審査未了となり、取り扱われなかった。

キチンと議論もしない国会議員もさることながら、国会議員に請願の重要性を説明し、改正に向けて国会議員を動かすことができない環境庁の非力さにも腹立たしいばかりだ。

杉本彩さんのSNSでの呼びかけにネット58369人、紙署名41779人、計100148人もの署名があり、22日に閉会した通常国会に提出されていた。

この請願は次回以降の国会に改めて請願のやり直しをするということなので、皆さんのさらなるご理解とご協力をお願いいたします。


命を弄んでも動物ならあまりに軽い判決


きっかけになったのは、猫13匹に熱湯を繰り返しかけたり、バーナーで焼くなどして虐殺し、動物愛護管理法違反罪に問われた元税理士が、昨年12月、懲役1年10月、執行猶予4年というあまりに軽い判決となったこと。また未だ記憶に新しい2017年6月の子猫虐殺動画事件。これは更に軽微な犯罪として被告は略式起訴で罰金20万円というものだった。

これら2件はいずれも虐待行為を動画撮影しネットに投稿されたために、それを見た多くが警察に通報、SNSでシェアしたことで事件が明るみに出た。しかしネットに投稿される虐待事件は氷山の一角。表面化していない虐待、虐殺事件は数多くある。

請願の骨子は、次の大きな2つです。

一、動物愛護管理法を厳罰化すること。

1 動物を殺傷した場合、二年以下の懲役又は二百万円以下の罰金を五年以下の懲役又は
五百万円以下の罰金に引き上げること。

2 動物を遺棄・虐待した場合、百万円以下の罰金を三年以下の懲役又は三百万円以下の
罰金に引き上げること。

かわいい動物の命を弄ぶクズは本当に許せない。そしてこうしたクズはさらなる犯罪にエスカレートするケースはあまりに多い。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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