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小学校の動物飼育係で学んだ命の大切さ

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動物飼育係で知った命の大切さ


小学生の時、動物飼育係をやっていた。だから長い夏休みでも毎日、学校へ通い、ガチョウやウサギ、ニワトリ、チャボ、文鳥やカナリヤ、セキセイインコに十姉妹など、たくさんの動物や小鳥の世話をしていた。水槽や池にはカメや金魚や鯉もいた。

いつもの相棒は現在、とある都市の市民病院長を務めているK君で、どちらかといえばK君に誘われたのがきっかけだったと思う。K君は専門は小児科だから、昔から優しかったのかも。

右がK君。左が私=小5


僕らを見つけ後を追うガチョウたち


エサやりだけではなく、動物や鳥たちの住みかの掃除は大変だったのを覚えている。また大根葉も持参しては包丁で刻み、ニワトリやチャボの飼料に混ぜて栄養価も考えた。

学校で飼っている動物でも私たちには良くなついた。中庭でたくさんの児童の中から僕らを見つけたアヒルは、必ず僕らのあとを追っ駆けてきた。

当時、夏休みでも子どもながらきちんとお世話ができたのは、大切な命への責任だったと思う。暑い夏、1日でも世話を怠ったら動物たちは間違いなく死んでしまうからだ。

最近の学校の現況はしらないが、動物や鳥を飼育している学校は少ないのでは?動物の世話をするということは、命の大切さを教えてくれるし、何ものにも代え難い情操教育だ。今の教育で一番、足らない部分ではないだろうか。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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