教頭センセイ、まるで探偵さん
長いこと事件記者をしたが『これは!』と、思わず声が出た事件だ。犯人は小学校の教頭。まるで興信所の探偵みたいに不倫カップルと思われる男女を見つけると、後に女性を尾行。家を突き止めては不倫の事実を告げ、"注意"していたという。
さすが学校の先生だと思った…というよりも、女性を脅してなんかしようとしたんだろう。
しかしそれにしてもこの教頭さんに見つかった、不倫人妻は50〜100件とも。この数字にも驚愕!
不倫カップルは駐車場で待ち合わせ、1台に乗り換えるのは要注意ですよ。
不倫現場見つけ、女性を尾行
このほど大津地裁で開かれた滋賀県近江市の小学校教頭、有川智章(50)の強要未遂罪の裁判の初公判。
起訴状では有川被告は2016年10月、同県湖南市のドライブイン駐車場で女性(当時46)が男性の車に乗り込む姿を撮影。
その後、女性の自宅を訪れ「浮気しているでしょ」と声をかけて立ち去るなどした。
さらに別の日、女性宅のガレージに、撮影画像と「ご主人にばれます」「今の生活ともお別れです」として呼び出す紙を置いた。
こんな紙を女性に
また別の女性(同40)が男性とホテルに出入りする場面を見かけた際、尾行して「映像あるよ」「近所に配ります」と紙に書いて脅すなどしたーと、起訴された。
見つかった不倫女性は50〜100人?
有川被告は不倫していると判断した女性の動向を50〜100件を記録。それぞれ尾行して家を突き止め、同様の脅迫を繰り返していたようだ。
有川被告は男女が駐車場などで待ち合わせ、自分の車から降りて男性の車に乗り込む女性たちの姿を探していた。
見つけた場合は不倫を疑って、車のナンバーや車種を記録。有川被告が不倫と疑ったケースは50~100件もあり、これらを尾行し、家族構成を把握するなどしていたという。
女性を脅す文書は学校の公用パソコンで作成。ラブホテルに女性の車が止まっているように見える合成写真も作成。
犯行の動機については「不倫はいけないことなのでやめさせようと思った。彼女らの不倫を止められるのは私しかいないと思った」などと供述しているが、女性たちは「いやらしい要求をしてくると思った」と、話している。
もりもと なおき