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小池知事特別秘書、今度は都監理団体の社長に。天下りだろ、これ?

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高年俸の特別秘書、今度は知事ご指名で外郭社長に

行政というものはこういうところから壊れていく。要するに税金の使い方として、全く真っ当ではないからだ。

やっぱり小池百合子氏は知事としてダメだった。こんなことが屁理屈でまかり通るのは都議会と都民が完全に舐められているからだと思う。

元々の私設秘書レベルの人間を、公費、それも高年俸で特別秘書として都庁に入れたのにも驚きだった。
今度は都の監理団体の社長として天下りをさせるとはびっくりだ。こちらも年俸1400万とか。

都の監理団体・浄水場の管理運営や水道管の工事などを行う「東京水道サービス(TSS)」は、このほど臨時株主総会と取締役会を開き、小池百合子知事の特別秘書を務め先月退任した野田数氏を社長とする人事を決定、5月1日付で就任する。

右が野田氏

もちろん小池知事のご指名人事。野田氏がなぜ特別秘書を辞めたかも、いろいろな憶測を呼んでいる。

秘書といえば身内、それが天下りとは

野田氏は28年8月から小池の特別秘書。元都議だがわずか1期だけ。都議時代、『大日本帝国憲法復活』など主張し顰蹙を買ったイメージしかない。

一時、国会議員時代の小池氏の秘書も。これも理解不能だったが地域政党「都民ファーストの会」の代表にも就任していた。

秘書といえば身内以上の存在。それを天下りさせることは常識ではあり得ない。

自民党の萩生田光一氏にまで『天下りの極み』と批判されているが、批判に対しては、TSSが都の特別監察で不適切な業務が指摘されたことを踏まえ、小池知事は「野田氏の突破力で東京の水道を改革すべきだと考えている」と、天下りでないと、強弁する。野田氏は何を突破するのか。

こんなへ理屈は都民ファーストの都議にしか通用しないだろう。

せめて殺処分ゼロを実現したように、まともな行政手腕を発揮して欲しいものだ。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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