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少し歳上歳下の名古屋発のミュージシャンはたまらなく魅力的だった

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チェリッシュ夫妻は何となく身近な存在だった

中高時代は名古屋で楽しく過ごしたが、当時の名古屋の僕ら世代少し上、少し下には、ヒット曲連発の凄いミュージシャンがたくさんいた。

まず少し上では何と言ってもチェリッシュだ。松崎君は将棋の藤井聡太君の大先輩で名古屋大学附属高校、松井の悦ちゃんは女子校の市邨学園出身だった。
メンバーは当初5人いたが、隣の高校出身の人や、私と同じ高校の友人の兄貴もおり、かなり馴染みの深いチェリッシュだった。

『なのにあなたは京都へいくの』の"あなた"は高校の先輩です

デビュー曲『なのにあなたは京都に行くの』は、私の高校のラグビー部にいた先輩を好きだった他校の女子が書いた詞だとか。なんでもその先輩が京都の大学へ進学することに、彼女が反対をしたらしい。

歌詞に『私の髪に口づけをして/かわいいやつと私に言った』とあるが、『この先輩ならかなりキザだったから、そのくらいはやりかねない』と、先輩のラグビー部の後輩だった友人の話だ。

チェリッシュ…悦ちゃんのあの透き通るようなかわいい声が、どれだけヒット曲を生み出したか。個人的には『避暑地のできごと』『ひまわりの小径』が忘れられない。

今の松崎君と悦ちゃん


ピンキーはお嬢様学校、男子憧れの金城学院の出身

ピンキーとキラーズの今陽子も名古屋の名門金城学院高校出身。16才の時、『恋の季節』が爆発的ヒットとなった。確か住まいは名古屋市内じゃなく、東海市だったと思う。

しーちゃんの美しさは当時、日本一だったのは間違いない

そして世紀の美女、あべ静江は東海学園女子短大出身だ。名古屋駅前の東海ラジオサテライトスタジオでDJをしている時はとんでもない人気で、その美しさは東京まで鳴り響いた。

『コーヒーショップで』でデビューするため名古屋をあとにした。最後の放送で『みんなごめんね。東京に行くことになりました』とお別れしたのを、私はリアルタイムで聴いていたのだ。
サテライトスタジオの生しーちゃんを初めて見た時は、その綺麗さに悩殺されてしまった。

ヤマハポプコンの女王は何と言っても高木麻早だ

ひとつ下にシンガーソングライターの高木麻早もいる。お嬢様学校の愛知淑徳高校出身。高校時代から才能は開花し卒業後、大学時代の1973年5月、ヤマハ第5回ポピュラーソングコンテストに出場し、『ひとりぼっちの部屋』で入賞、全国区に。

ヤマハポプコンと連動し、15年も続いた人気ラジオ番組大石吾郎のコッキーポップといえば高木麻早のイメージは強かった。『想い出が多すぎて』もヒットした。とても良い曲だ。

私はデビュー時からの彼女の大ファンだが、昨年、何とフェイスブックで繋がり、光栄なことにメッセージのやり取りをさせていただいている。今も音楽への熱い想いは変わらない素敵な女性です。

最近の麻早さん

ロックグループセンチも名古屋発

あと私より2つ下、名門東海高校出身者らで結成、ロックで息の長い活躍を続けたセンチメンタル・シティロマンスも名古屋発のグループ。

かなり歳上だが、かつてトレンディドラマで大活躍した女優中野良子は常滑高校。高校へ通う常滑線では美少女ぶりが他校へも鳴り響いた。

しかしチェリッシュ悦ちゃん、あべしーちゃん、高木麻早と、なぜか名古屋のミュージシャンは声があんなに綺麗で魅力的なのか。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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