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少年時代、夢中になったUコン飛行機。まだあるんだろうか?

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空への憧れをUコン飛行機で

空への憧れは少年共通のものだ。最近の子どもたちはドローンに関心を持っているが、私は模型のグライダーからゴム動力の飛行機、さらにエンジン搭載の飛行機まで進歩していった。

エンジン搭載の飛行機はUコン機と呼んでいた。飛行機を2本の長いワイヤーで繋ぎ、手元でワイヤーを遠隔操作することで、飛行機の方向舵とフラップを上下させることで飛行機を飛ばす。
ワイヤーを遠隔操作するハンドルは自分が持っているから、自分が軸になって円を描くようにグルグル回りながら飛ばした。

 

エンジンのメカニズムが魅力だった

このエンジンが子どもにとっては高価で、お年玉でなんとか買うことができた。あとバッテリー、専用燃料も結構、高かった。排気量は0.9cc、1.5ccとか。燃料の匂いを嗅ぐと、ワクワクしたのを思い出す。

 

飛行機を飛ばさなくても毎日、学校から帰ったらエンジンをかけるのが楽しみだった。エンジンを固定しプロペラを指で弾くが、突然、エンジンがかかり指がプロペラに叩かれるのはかなり痛かった。
電池でのマブチモーターとは違うメカニズムを味わった。

初飛行はわずか3秒で墜落

飛行機は自分で設計をして模型店で買ったバルサ材を自分で削る。組み立て終わったら翼に紙を貼り、ラッカーを塗って出来上がり。

この本を参考に設計した

自宅の近くに南山大学があり、飛ばすのはもっぱらここのグラウンドで。
初披露、初飛行は助手役の友人の手を離れた瞬間、真上に飛び、次は真っ逆さまに地面に激突。バラバラになった。この間、3秒。集まってきていた大学生からため息が漏れた。

まだUコン機のエンジンとか、模型店に売っているんだろうか?

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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