飲酒より重大なホテルの一件をスルーしたジャニーズ事務所
ジャニーズ事務所は女子高生と同席して飲酒したとして、所属する山下智久の芸能活動自粛と、KAT-TUNの亀梨和也への厳重注意を発表した。
しかしふに落ちないのは飲酒よりもっと重大な、山下が17才の女子高生とそのあと、8時間も高級ホテルで過ごしたとされることに一切、触れないことだ。
都合の悪いことはスルーするジャニーズ事務所と、そして事務所に忖度し、質そうとしない芸能マスコミの姿勢はやはり変だ。
成人男性が女子高生とホテルへ行くことは、問題だ
2人がもし性的関係を結んでいれば当然、東京都青少年保護育成条例違反の疑いがあり、警察から事情を聞かれる可能性もある。
ちょうど数日前、北海道ではこんな事件があった。37才のサラリーマンがSNSで知り合った17才の女子高生とその日のうちにホテルで性的関係を結び、北海道青少年保護育成条例違反(淫行)容疑で逮捕された…というものだ。
同条例は地域によって微妙に対応の差はあるが、成人した男が女子高生とホテルに行くのは、極めて重大なことだと思う。
事務所を質さないのは政権に忖度するメディア体質と同じ
なのに山下に関してはホテルの一件は大半の芸能マスコミやワイドショーが、ジャニーズ事務所同様、完全にスルーしていることだ。
ジャニー喜多川さん亡き後も、いまだにジャニーズ事務所に忖度しているのだろうか?山Pがホテルで何をしたかより、よほどこのメディアの在り方の方が重大だと、私は思う。
政権に忖度する新聞やテレビはもちろん、芸能事務所にまで忖度などしていたら、メディアの価値など全くない。
山Pがホテルで云々より、スルーしたことが問題だ
ホテルで何があったかは山Pと女子高生にしか分からない。
事務所は当然、本人から事情を聞き、処分発表の際、その件にも触れるべきだし、マスコミはその一件を事務所に問い質すべきじゃないのか。
山Pが何もしていないとするならもちろんそれで良し。
しかしながら事務所とマスコミがその一件を完全にスルーしていることが問題なのだ。
取材対象に都合の悪いことは聞かない、聴けないマスコミなど、芸能マスコミといえど存在価値は全くない。
もりもとなおき