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当選するということ。落選するということ。統一地方選挙雑感

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気持ちの入った演説にはこちらも高揚した

2019統一地方選挙が終わりました。全国11の知事選挙、道府県議会議員選挙、政令都市の議員選挙、市町村長、区長選挙、市町村議会議員選挙…。
候補者の皆さん、応援した皆さん本当にお疲れ様でした。

当選した人、あと少しだった人、残念な結果に終わった人。
捲土重来を期すもよし、引退をするもよし。政治家の出処進退はやはり自分が決めること。後片付けが終わったら早めに判断し、人生のリセットをするのがいいかと思います。
見事に当選を飾った人はさっそく今日から活動開始です。

今回、何人にも言われました。人の選挙見たら、ムズムズしてきませんかと。確かに頑張っている人を見たら気持ちは高揚しました。
気持ちの入った演説を聴くと尚更だから、やはり政治家が演説で有権者に考え方を伝えるのは不可欠だと、再認識しました。

結果は全て自分で受け止めるしかない

選挙は麻薬みたいなものかもしれない。手続き、人間関係、めんどくさいことは多くとも、得るものは遥かに多く、まあ、人生の学校のようなものです。

あいつ何で何回も出るの?みたいな候補者はいますが『闘い続ける人の心を誰もが分かってるなら 闘い続ける人の心はあんなには燃えない』と、吉田拓郎が歌っています。
これが全てです。

私も家族や仲間に多大な迷惑をかけ、県議会議員選挙を8回もやり、万歳は6回できました。

そわそわし自宅で待機していると『みんな待ってますから迎えのクルマで早く事務所に来てください』と電話越しに弾んだ声で言われたら、こんな幸せがあるのかと、感激したものです。

しかし落選の時の焦燥感は人生最大。あんなに辛く、悲しく、切なく、申し訳無い気持ちは他にはないと断言できます。
しかしいずれも人生。全て自分で受け止めるしかないのが選挙結果なんだと思います。

北区長選挙で5期目の現職果敢に挑んだ前都議の音喜多駿君。惜敗したが、若者らに勇気を与えた(音喜多君のFBより)

学ぶことの多い統一地方選挙でした

今回、勝っても負けても候補者の熱が伝わる感動的な戦いもたくさんありました。

選挙の苦労を知っているから、例え党派や考え方は違っても、立派に戦った人には勝敗に関わらず心から『おつかれさん!』を言いたくなります。

危ないと言われ続け、最後はピシッと決めた友人には、心から喝采を送りました。

4年前、苦杯をなめ、日々の生活と活動で苦労し、そして見事に返り咲いた全国の友人には、教えられることの多かった2019統一地方選挙でした。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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