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思い起こせば井川遥みたいな素敵なママが沢山いた徳島の夜の街

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サントリー角瓶のCM、あるいは『半沢直樹』の小料理屋の女将、智美さん役の女優井川遥みたいなママのいる店はないものかと、ここで尋ねたものだが、『いやいや昔はいっぱいいたじゃないか』との指摘を受けた。確かに!

ドラマ『半沢直樹』の智美さん役、井川町

かつては四国一の賑わいだった徳島の歓楽街

実は徳島には秋田町、栄町、鷹匠町、富田町という魅力的な歓楽街があり、バブル前から、バブルがはじけても暫くはそれは賑わっていた。

クラブ、ラウンジ、スナック、小料理屋がこの狭い地域の雑居ビルに700店舗ほどがひしめきあっていたから、歓楽街としては間違いなく四国一だった。

なぜこの街に歓楽街が発展したかというと、やはり徳島が公共工事依存県だったからだろう。
かつては県民の建設業従事者は多く、建設業の登録業者数も同規模の県に比べたら異常に多く、ピーク時は大小4000弱の建設業者がひしめきあった。

すっかり人通りが少なくなった徳島の歓楽街。
かつてはごった返していた

華やかな夜の街を覗かないと1日が終わらなかった

土建会社の社長さん4000人を筆頭に、儲かっていたあらゆる職種の人が、バブル期は連日のように飲みに出るんだから、お店が流行らないはずはない。
店どうしの競争も激しいから、どの店も本当に綺麗な女性を揃え客を待ってくれていた。

われわれも仕事の終わるのは遅かったが、先輩や同僚とクールダウンのため?毎晩、10時〜11時には夜の街に出勤した。
そして思い起こせば井川遥ばりの綺麗できっぷの良いママさんやホステスさんはいっぱいいた。というか、綺麗なママやスタッフのいる店ばかり通っていたのかもしれない。

また夜の街が忙しい、豊かな社会になればいい

今、たまに街でばったりお会いする当時のママさんや女の子もいるが、みんなおばあちゃんになっている。その後もみんないろんな人生があったんだろうなと、思う。

自分が選挙に出ていた頃はもう10年も20年も失礼していても、『ずっと応援していたんよ』と後で言われ、感激したことも多々あった。

もちろん、自分が出て行かなくなっただけで、徳島の夜の街には今も素敵なママさんやホステスさんが頑張っている。

一生懸命働く男たちにパワーをくれたり励ましてくれた、ママさんやホステスさんが、また活躍できる豊かな社会になればと思う。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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