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性別適合手術などしなくても、戸籍変更を叶えてあげるべきだ

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意識と心の持ちようだけでいいじゃないか

性同一性障害。カラダのつくりに反し、『意識と心』は完全に女であったり、男であったり。法的にも『意識と心』を優先して性別変更したらいいじゃないかと思うが、裁判官の考えはまだ、そうはいかないらしい。

いい加減、彼女、彼らを苦しめない法律の整備がかなわないものか。

やはりカラダの構造を外科手術で変えない限り、男は女に、女は男として戸籍では認められないと、最高裁は判断した。

 

◼️残酷な性別適合手術

今の性別変更するための"性別適合手術"は、本当に聞いただけでむごく残酷だ。
例えば女から男に変わる場合、卵巣、子宮を外科手術によって摘出しなければならないからだ。

ガンでもなく子宮筋腫でもない健康体の女性が、戸籍を変更するためにそれだけの大手術を余儀なくされる。

残酷でこんなにむごい話は無い。なぜ、『意識と心』だけで判断し、性別変更してあげることはできないのだろうか。

◼️手術は違憲の疑い生じる

原告の申し立ては退けられたが、裁判長らは、「社会の変化などを踏まえると、(性別適合手術)は違憲の疑いが生じていることは否定できない」と付言したから、少しずつは動き出しているのかもしれない。

以下、最高裁判断

戸籍上の性別変更に"性別適合手術"を要求する性同一性障害特例法の規定は、個人の尊重を定めた憲法に反するとして、岡山県新庄村の臼井崇来人さん(45)が、手術を受けずに女性から男性への変更を申し立てた家事審判の特別抗告審。

最高裁第2小法廷(三浦守裁判長)は「規定は合憲」との初判断を示し、申し立てを退ける決定をした。決定は23日付。
決定で小法廷は「規定に手術を受けない自由を制約する面があるのは否定できない」としつつ、手術しないことで残った生殖機能により子供が生まれた場合、親子関係の問題が生じる。生物学的な性別で男女の区別が長年されてきた-などと、規定の必要性を指摘。

「社会的状況の変化で変わり得るが、現時点では憲法に反するとは言えない」と結論付け、性別変更を認めなかった一、二審を支持した。

やはり世論形成は大切だ。性別適合手術はいかに残酷な手術であるか、広く理解を求めていくことが必要だろう。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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