東京電力の公式ツイッター、事故原発の写真に"工場萌え"
未曾有の原発事故を引き起こし、ここまで迷惑をかけ続け、まだこんな神経を逆なですることやるか⁈
とかなりイラついたのが東京電力の公式ツイッター。
一歩間違えたら東日本を破滅させたかもしれない福島第一原発4号機建屋内部の夜間の写真をアップし、『#工場萌え』と、ハッシュタグまで入れて投稿したから、びっくりして腰を抜かした人も相当、いたと思う。
私はいくらなんでも当事者東電がこんなことやる訳はない。悪質ないたずらだろうと思ったが、直ぐに東電が謝罪、やはり同社公式ツイッターの極めて無神経な投稿だった。
この投稿に対し批判のコメントが相ついいだため、東電は慌ててハッシュタグを削除して、「皆さまにご不快な思いをおかけし大変申し訳ございませんでした」とのおわびを掲載した。
当事者意識、加害者意識の欠如の表れ
最近、夜の工場を写し、インスタグラムなどで投稿するマニアは多い。夜間は工場の汚れた部分が見えず、怪しい光やライトが工場を照らし出す雰囲気が"萌える"のだとか。
そしてこんなノリだったんだろう。投稿画像は、4号機の最上階にある燃料プール付近。1、3号機に続き爆発した。大量の放射性物質が放出されいまなお、県内外に4万3千人以上が避難している
東電の広報担当者は今回の投稿について「技術や設備を多くの人に興味を持ってもらいたいという狙いがあった」と説明した。
しかしこんなものをPRする暇があったら国民に対し、いかに危険な現状が続いているかをマメに報告しろ!と言いたい。
改めてこの会社の当事者意識の欠如を実感した投稿だった。
もりもと なおき