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末期癌でも心が折れなかったのはこんな家族のおかげかも

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この1年間、抗がん剤治療のため月に1度は数日間徳島大学病院に入院してますが、病院では退屈なのに全く眠れない。

ずっと本を読んだり何か書いたり好きな音楽を聴くが、睡魔に襲われない。病室での睡眠時間は1日せいぜい3〜4時間だと思う。
一度、軽い眠剤を服用してみたが全く効かない。それでもトイレに行く時、足元だけはふらついて危なかったからもう2度と服用することはないだろう。

こんな話しを電話で娘にしたら『お父さん、ステージ4の癌宣告を受け、それでも"病院で毎日爆睡ですわ"とか言ったら、それってアホやん(笑)』と言われ妙に納得しホッとした。

そんな娘は家ではゆっくりしてと、安眠マットや夏には寝苦しくないようにと、クールシーツを送ってくれたから、本当は私の睡眠を気にしてくれてるのだろう。

息子は癌宣告の直後、『お父さんも難しいことを考えないように、病院では映画や漫画をみたり音楽でも聴きリラックスし、ぐっすり眠って』と、新しいタブレットと感度の良いSONYのイヤホン、『島耕作シリーズ』を何十冊も送ってくれた。

一度、抗がん剤の副作用からか『口内炎ができて痛い』と妻に言ったところ真顔で『胃が悪いんちゃう?』と言われたこともあった。
胃がんなんですが、私…

でもこれも何故かホッとする妻の返しではあった。もちろんお世話になりっぱなしだ。

かなり昔、ハワイで

癌宣告から1年。
当初は余命告知されるほど深刻な病状でしたが神経も病まず、心安らかに元気に過ごすことができるのは、こんな家族のおかげです。

もりもと尚樹

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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