左右反対の写真、失礼じゃないのか⁈
写真が左右、反対になって印刷されることは新聞社では『裏焼き』と言って製版の段階での大きなミスとされる。
場合によっては紙面での訂正文や、担当者は始末書ものになることもあります。
基本、ミス云々より大変失礼な行為になるからだ。
しかし新5000円札となる津田梅子さんのケースもおかしい。どうも顔を内側に向いてもらうために写真を改造、"裏焼き状態"にしたことが指摘されています。
左が原画
この写真を提供した当の津田塾大側は「写真が反転されて肖像画に使われたと考えている」とし、原画でないことを指摘した。
反転認めるも発行作業は続行
これに対し財務省は「反転などの加工は問題ない」とし、「紙幣の肖像画は内側を向いていることがほとんど。向きを変えて再構成したとみられる」と、反転させたことを認めたようだ。
そのまま発行作業を続けるという。
菅官房長官も記者会見で「さまざまな写真を収集して人物の原画を作製する」と説明。問題無いとしたようだが、"裏焼きはミス"と認識している新聞、出版人は大きな違和感が残る。
ある調査では違和感ありが90%もいる。
まだ5年も時間がある。もう一度やり直しはできないんだろうか。それとも自然に内側を向く写真が無いんだろうか。
髪の分け目が左右反対になれば誰でもイメージは変わるし、着物の襟が上下逆になるのは絶対、おかしいと思う。首から下は見えないというような問題では無いと思うが…
もりもと なおき