26日、猛暑ベスト10は全て北海道に
きょう26日の日本列島の最高気温のトップ10はいずれも北海道となった。
佐呂間町ではなんと39.5度を記録、通年でも史上最高気温を記録。帯広市なども38.8度を記録した。
まだ5月だ。夏本番ではどうなるのか。官民挙げての熱中症対策に全力で取り組むべきだろう。
38.8度を記録した帯広市
運動会は初冬の学校行事にすべきかも
ここ数年、いつまで続くかわからない残暑のため、運動会を5月に前倒しする学校が増えてきた。
しかし5月でもすでに日本列島全域が真夏日を記録した。そして北海道を中心に猛暑日となった地域も。
すでに運動会の時短(半日で弁当無し)を検討する学校もあるが、いっそのこと11月くらい、初冬の学校行事にした方が良いのかもしれない。
猛暑の中の運動会は絶対にやめるべきだ
私は俳句をやっているが5月の季語は若葉とかライラック、薫風など、いかにも爽やかなものが多い。
しかしこのままだと熱中症や猛暑まで5月の季語に入るんじゃないかと思うくらいだ。
爽やかな季語に違和感を感じるほどの異常気象といえる。
恐ろしい熱中症対策を急げ
5月25日はあまりの暑さにやられ、なんと救急搬送された人が全国で460人にも及んだという。
気分が悪くなって自宅で安静にしてい
た人はこの何千倍もいるだろう。
日本列島は広く高気圧に覆われて気温が上昇し、各地でことし一番の暑さだったようだ。
大分県竹田市では35.0度を記録し、全国でことし初めて35度以上の猛暑日となった。
京都府舞鶴市34.6度、愛媛県大洲市、岐阜県多治見市34.5度など、他に424観測点でも30度以上の真夏日になった。もちろん過去最多。
これで驚いていたら、26日の北海道はすさまじいことになった。
明日も全国的に真夏並みの厳しい暑さの見込み。まだわれわれのカラダは暑さに慣れていない時期のため、気象庁は早めの熱中症対策を呼び掛けている。
くれぐれも身近にいるお年寄りや子供には十二分に気配りをし、熱中症から守ることが大切だ。
もりもと なおき