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読売記者のセクハラ発覚も、相手は他社の女性記者。怖くないのか?

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他社の女性記者にセクハラとは!

元新聞記者や現在、定年間近の記者連中とセクハラ、パワハラ、モラハラの話しをすることがある。
そして若い時の自分たちや先輩のことを互いに思い出し『われわれも今なら完全にアウトやな』と、自戒を込めて反省することが多々ある。

このほど読売新聞の地方都市の支局記者が、現地の仲間との懇親会で酒に酔い、他社の女性記者にセクハラ行為を働いたとして処分されるニュースには、少し驚いた。
性的な発言やカラダに触るなどし、他の女性記者らに制止されても、繰り返したようだ。

昔のセクハラ、今なら完全アウト

今でこそ地方の記者クラブに行けば半数くらいが女性記者。全く珍しくはないが、30数年前は超希少価値。

女性が新聞記者にほとんどならなかったNHK事件記者の時代

せいぜいひとりいるかいないか。美人でひじょうに優秀で恐らくプライドも高く、高貴なイメージがあった。
話すのも気を遣ったから、当時の女性記者にセクハラなど考えられなかったからだ。

しかし一度、記者クラブの懇親会で某社支局の若手が完全に酔っ払って他社の新人女性記者に『○○さん!頼むからお○○こさしてくれよ!』と。
周りが凍りついてるのにさらにしつこく『○○さんは何で僕にお○○こさせてくれないんだっ!』と、畳み掛ける。

すると件の女性記者も怒り心頭。激しい口調で『どうして私があなたとお○○こしなきゃならないのよっ!』と、怒りのあまり禁句の4文字を口にしてしまったからたまらない。
爆笑となってお開きとなりました。

現実にセクハラに遭う女性記者たち

セクハラということばも概念もなかった時代。しかし今なら確実、アウトのケース。2人ともそろそろ定年の年齢ですが、どうしているんだろうか。

それと昨年も財務省幹部の女性記者へのセクハラが問題になったように、女性記者たちはセクハラ被害の最前線にいる。

取材先はもちろんだが、先輩や上司のケースも多いことを何年か前、大新聞の女性記者複数に聞いた。
女性記者が働きやすい環境をつくるのも、マスコミ各社の責任だろう。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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