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警察の4度の通報を児相が見送り、いたいけな命が虐待で奪われた

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またクズみたいな男にいたいけな命が奪われた

また若い母親の交際するクズのような男にわずか4才のいたいけな命が奪われた。間違いなく虐待の末だろう。

こんな小さな子が何度も深夜にひとりで外へ出されていた。雨の日は裸で外に出されていた。

机に頭をぶつけたとして嘔吐し、救急者で運ばれたこともあった。
死の前日、男に暴行されたというが、直接の死因は水死。

プールに行った訳じゃない。自宅でだ。一体、どんな殺され方をしたのか?
逮捕された男と母親を厳しく追及して欲しい。

警察は児相に4回も保護すべきと通報、児相は見送り

そしてまたも発覚したのが県児童相談所の対応の酷さだ。警察は4回も保護すべきと通報したが、見送った。
児童相談所の責任も徹底的に追及すべきだ。

この事件では鹿児島県出水市明神町の建設作業員、日渡駿容疑者(21)が8月27日夜、大塚璃愛來(りあら)ちゃん(4)の頭部を殴ったとして、31日に暴行容疑で逮捕された。
璃愛來ちゃんは28日に死亡したが、死因は水死だった。

日渡容疑者は璃愛來ちゃんの20代の母親と交際し、3人で生活していた。

21才のチンピラが全身入れ墨か…

これまでに女児を計4回保護した県警が、県の中央児童相談所(児相)に対し、一時保護の必要性を通告していたのにも関わらず、児相が保護に踏み切らなかったこともわかった。

たびたび深夜帯に保護されたり、複数のあざが確認されたりしていたことも判明。居住地だった同県薩摩川内、出水の両市も虐待と認識していなかった。

4才の子は自分ではSOSは出せない。しかし県警の通報という、何よりも大きなきっかけがあったのに、児相はまた小さな命を見殺しにした。

そしていつも思うんだが、なぜこうした事件に関わる小さな子を連れた母親は、自分の子どもを虐待するクズみたいな男と一緒になるのか。

とにかく何度悲劇を繰り返しても同じことが繰り返される。

もりもと  なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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